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ローソン、カゴメ/猛暑に向け「トマトジュース×牛乳」を新提案

2018年06月08日 16:50 / 商品

ローソンとカゴメは6月8日、トマトジュースと牛乳を一緒に飲むことで、猛暑に向けた健康対策をする新提案を開始すると発表した。

<共同発表会>
共同発表会

トマトジュースと牛乳を一緒に摂るとリコピンの吸収率が高まることに着目した施策。トマトジュースと牛乳を一緒に混ぜて飲むという新提案にあわせて、7月24日から、全国のローソン店舗(一部店舗を除く)で、マチカフェから「アイスミルク」(税込150円)を発売する。

ローソンとカゴメは2015年から、カゴメの「高リコピントマト」を使用したオリジナル商品を共同開発・発売してきた。

今年は、朝・昼・夕のシーンにあわせた「高リコピントマト」商品の食べ方の提案を行う。

<ローソンの竹増社長>
ローソンの竹増社長

ローソンの竹増貞信社長は、「カゴメさんと言えば、トマトのイメージ、ローソンといえばミルクの瓶がトレードマークだ。両社のシンボルの組み合わせであり、調べてみるとリコピンの吸収率が高まることもあり、今回の新提案につながった」と語る。

<カゴメの寺田社長>
カゴメの寺田社長

カゴメの寺田直行社長は、「いまの日本人の1日の野菜摂取量は過去最低の水準となっている。サラダを中心に野菜を取る食生活が一つの原因で、サラダだけでは野菜摂取量は増えない。サラダだけではない多面的な展開を、一つの売場でテーマ性をもってできるのが、コンビニの魅力の一つだ」。

「野菜不足を解消するための取り組みは1社ではできない、流通、外食など、さまざまな企業との取り組みが必要となる。今回は、当社と同様に食を通じた健康寿命の延伸を事業活動にしているローソンと共同企画をすることになった」と述べた。

「トマトジュースと牛乳を一緒に飲む」という新提案は店舗に掲出するPOPで訴求する。おすすめのトマトジュースと牛乳の比率は1対1。

竹増社長は、「自分は牛乳瓶のバッチをつけているが、実は牛乳が苦手だ。ただ、マチカフェのカフェラテの牛乳とトマトジュースで割った牛乳は飲める。ガムシロップを入れても飲んでおいしく、是非、試してほしい」と語る。

<朝食提案>
朝食提案

カゴメ「高リコピントマト」を使用した商品10品を投入し、朝食、昼食、夕食に合わせて、各商品を訴求する。

朝食では、「高リコピントマトとクリームチーズ」(350円)、「カゴメジューシィレッドブラッドオレンジミックス195ml」(127円)とローソンセレクト味付けたまご1個(85円)の組み合わせや「高リコピントマトのロールキャベツ」(350円)とナチュラルローソンブランパン(125円)と牛乳(141円)の組み合わせを提案する。

<昼食提案>
昼食提案

昼食では、「高リコピントマトのオムライスおにぎり」(160円)、「高リコピントマトとクリームチーズのサラダ」(330円)とからあげクンレギュラー(216円)の組み合わせや「高リコピントマトのチーズオムライス」(498円)とナチュラルローソングリーンスムージー(178円)の組み合わせを提案する。

<夕食提案>
夕食提案

夕食提案では、「ソースたっぷり!ベーコンと高リコピントマトのパスタ」(498円)とシーチキンコーンサラダ(198円)の組み合わせや「ピリ辛ガーリックトマトソースのチキンカツ弁当」とローソンセレクトゴールドマスター糖質70%オフ350ml(108円)との組み合わせなどを提案する。

<ピリ辛ガーリックトマトソースのチキンカツ弁当>
ピリ辛ガーリックトマトソースのチキンカツ弁当

昨年も同様の取り組みを行っているが、昨年は「ピリ辛ガーリックトマトソースのチキンカツ弁当」で女性の支持が高まった。通常、弁当商品の男女別購入比率は男性7対女性3程度だが、チキンカツ弁当は男性5対女性5となり、チキンのトマトという定番の組み合わせが女性からの支持を集めたという。

<野菜を中心とした夕食提案>
野菜を中心とした夕食提案

6月28日までの間、お客から、「トマトジュースと牛乳を一緒に飲むなら何をトッピングすると美味しいか」のアイデアを、ローソン公式ブログ「ローソン研究所」で募集する。募集の結果は、「ローソン研究所」で発表する。

■ローソン研究所
http://www.lawson.co.jp/lab/

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