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ラーメン・カレー・定食/8月既存店売上・客数いきなり!ステーキ35%減

2019年09月30日 15:50 / 月次

ラーメン・カレー・定食8社が発表した8月の月次営業情報によると、既存店売上高は、トリドール5.0%増、王将フードサービス1.3%増、幸楽苑2.8%増、壱番屋1.8%増となった。

一方、リンガーハット2.7%減、ハイデイ日高3.7%減、いきなり!ステーキ35.2%減、大戸屋4.0%減と明暗を分けた。

<いきなり!ステーキ店舗イメージ>
いきなり!ステーキ

■トリドールホールディングス(2019年3月期:売上高1450億円)
既存店の売上高5.0%増、客数3.7%増、客単価1.3%増。

全店の売上高10.6%増。

8月は出店2、合計1019店。

8月度は、休日が前年と比べて2日多かったことによる曜日特性の影響が1.2%程度あったものと推測。

丸亀製麺は、前月に引き続き「旨辛肉つけうどん」を販売した他、27日から「明太クリーム釜玉」や「明太チーズ釜玉」を販売する「釜玉うどん祭」を開催。テレビCMを放映するなど、引き続き売上・来客数増に向けた施策を実施した。

また、客数においては、テレビCMにおいて前年同月比で出稿量を増やしたことに加え、20日から実施している「うどん納涼祭」など様々な取り組みが奏功し、2.9%増(曜日特性調整後)と堅調に推移した。

■王将フードサービス(2019年3月期:816億円)
既存店の売上高1.3%増、客数0.8%増、客単価963円(0.5%増)。

全店の売上高2.3%増、客数1.8%増、客単価962円(0.5%増)。

8月の中旬から月末まで、長雨・豪雨、台風等の天候不良による売上獲得への悪影響を受けましたが、サービスレベルの向上、 生ビールキャンペーンなどのタイムリーな販促活動が功を奏して売上を順調に伸ばした。

8月1日より、新たに1道7県の30店舗で導入した「出前館」によるデリバリーサービスは、予測通り利用が高まっている。

にんにくゼロ餃子をリニューアルし、「にんにくゼロ生姜餃子」として全国販売を開始しました。8月は1.4倍の出数と早くも人気メニューとなっている。

8月は出店1、退店0、8月末で729店舗。

■リンガーハット(2019年2月期:469億円)
既存店の売上高2.7%減、客数2.4%減、客単価0.3%減。

全店の売上高0.3%減、客数0.2%減、客単価0.1%減。

出店3、退店7、8月末全店806店。

■ハイデイ日高(2019年2月期:418億円)
既存店の売上高3.7%減、客数3.2%減、客単価0.5%減。

全店の売上高0.5%減、客数0.3%減、客単価0.1%減。

出店4、退店0、店舗数436店。

■幸楽苑(2019年3月期:売上高412億円)
既存店の売上高2.8%増、客数2.1%増、客単価0.6%増、店舗数497店。

全店の売上高1.1%増、客数0.4%減、客単価1.5%増。店舗数506店。

8月度は、期間限定商品の投入やTVCM、SNSの販促施策を継続して実施し、既存店、客数ともに前年を上回った。

■ペッパーフードサービス(2018年12月期:売上高635億円)
ペッパーランチの既存店の売上高2.6%減、客数3.8%減、客単価1.3%増。

全店の売上高11.5%増、客数10.4%増、客単価1.0%増。

国内店舗数171店。

レストラン事業の既存店売上高3.5%減、客数4.4%減、客単価0.9%増。

全店の売上高10.7%減、客数12.9%減、客単価2.5%増。

国内店舗数14店。

いきなり!ステーキの既存店の売上高35.2%減、客数35.9%減、客単価1.1%減。

全店の売上高4.6%減、客数6.0%減、客単価1.5%増。

国内店舗数478店。

■壱番屋(2019年2月期:売上高502億円)
既存店の売上高1.8%増、客数0.4%減、客単価2.2%増。

全店の売上高2.1%増。

出店3、退店1。店舗数1489。

客数は前年に比べて、土曜日が多い曜日回りであったものの、台風10号の上陸により西日本中心に売上が落ちこんだこと等から、前年比0.4%減となった。

客単価は、3月よりポークカレーなどの価格を値上げしたこと等により、2.2%増だった。

■大戸屋(2019年3月期:257億円)
既存店の売上高4.0%減、客数4.4%減、客単価0.4%増。店舗数321店。

全店の売上高4.0%減、店舗数351店。

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