食材の購入場所/「ドラッグストア」「ネット」増加
2019年12月23日 14:10 / 店舗
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国分グループ本社は12月23日、リンクアンドコミュニケーションと実施した「食と健康、栄養に関する調査」の結果を発表した。
「食材を買う場所」「インターネット購入の頻度」「よく使う調味料」「ダイエットへの意識」などを調査している。
普段の食材の購入は近所のスーパーだが、ドラッグストアとインターネット販売が票を伸ばした。インターネット販売は、男女ともに30代が積極利用している傾向にある。商品では、「カフェインレス」、「グルテンフリー」、「オリーブオイル」など健康を意識して食べる食材に注目が集まっている。
食材購入場所に関し、全体傾向としてはこれまで同様、「近所のスーパーマーケット」と「大型ショッピングセンター」と回答する人が多い。昨年調査と比較し、「ドラッグストア」と「インターネット販売」が増えたが、「近所のスーパー」が日常的な買い物で使われている状況は変わっていない。
また、インターネット購入の頻度を見ると、男性の30代~50代が積極的にネット販売を利用。女性は30代~60代まででさほど大きな差が出ていない。ただ、この1年でインターネット販売の利用が増えた人を見ると、男女ともに30代が伸びている。
商品パッケージの注目か所は、全体としては「賞味期限」と「産地」が多かった。「カフェインレス」、「グルテンフリー」などは注目度は低いものの、ここ数年は微量ながらも着実に数字が伸びてきているという。
自宅にある調味料の種類を聞くと、味噌は家には「1種類」しかないという答えが圧倒的な第一位で60%の人が回答。塩、醤油もほぼ同率で、約半数の人が「1種類」しか持っていない。
油については他の基礎調味料とは大きく異なり「3種類」持っているという人が第1位という結果となった。
よく使う調味料では、トマトケチャップが前回に続き保有率では第1位。「オリーブオイル」、「食酢」が利用頻度を増やす一歩、「カレールゥ」、「焼き肉のたれ」、「カレー粉」の利用が減っている。
健康を意識して食べる量や回数が増えているのが「ヨーグルト」「納豆」だった。
さらに、ダイエットに関する意識では、全体としては「塩分を減らす」、「食物繊維をとる」、「糖質を減らす」が1~3位を占めた。そこに「脂質を減らす」、「たんぱく質をとる」が続いている。
男女ともに30代のダイエット意識が強く、女性に関して、約30%は日ごろからダイエットを意識し、40%の人がたまにダイエットしようと思うという。女性のダイエット意識はおしなべて男性より高い。
ダイエットに成功する有意に高い回答は、運動関連では、「運動量を増やす」、「筋量を増やす」、食事については「糖質制限」、「脂質制限」となった。
反対に、ダイエットに失敗しがちな行動としては、「食事の量を全体的に減らす」、「サプリメントをのむ」があがっている。
ダイエットの目的を聞くと、「体型維持」と「健康維持」が大きかった。これを男女年代別では、若い女性ほど「体型維持」が多く、男女ともに年齢を重ねるにつれて、「健康維持」のためにダイエットをすることがわかった。
■「食と健康、栄養に関する調査」概要
調査時期:2019年6月1日~30日
調査方法:インターネット アンケート調査
調査対象者:ネット調査会員、ぐるっぱ会員
有効回収数:2710サンプル(有効回答2710票)
設問数:全29問
調査主体:リンクアンドコミュニケーション
調査協力:国分グループ本社
<回答者構成>
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