セブン&アイ/30年までに北米「7NOW」売上高18億ドルへ、PB・レストラン併設に期待
2026年04月24日 14:18 / 海外
セブン&アイ・ホールディングスは北米事業の2030年までの成長に向け、新規出店・改装、フレッシュフード強化、デリバリー事業「7NOW」拡大、プライベートブランド商品(以下:PB)の拡充を推進する。
4月23日開催されたIR Day 2026 Springにおいて明らかにしたもの。
7-Eleven, Inc.のスタン・レイノルズ プレジデント兼共同CEOは「2030年までに1300店舗の新規出店、7000店舗以上の改装を実施する。新標準店舗は、客数30%増、開店後4年目の店舗で商品平均日販が44%増と既存店舗を上回るパフォーマンスを発揮している」と話す。
また、フレッシュフードの売上高をさらに10億ドル増加させるため、1100店のレストラン出店も計画している。レストラン併設店舗は非併設の店舗に比べ、商品平均日販28%増、客数32%増と成長している。
さらに、「7NOW」は現在7500店舗超で導入されているが、2030年までに年間200店舗ずつ増加させ、売上高を約18億ドルまで伸ばしたい考え。
PBは売上高を約26億ドル(2025年1300億ドル)に倍増させるため、ナッツ、飲料、ヒスパニック系スナック、プロテイン飲料を強化する。
ダグ・ローゼンクランズCOO兼共同CEOは、「7NOWは、すでに10億ドル近い売り上げを創出している。2022年に比べ2024年は約25%伸び、まだまだ拡大する。サブスクのゴールドパスでより顧客を取り込む。また、当社は他のコンビニに比べるとPBの浸透率が高い。PBの粗利率はNBより18%高く、ここに大きな成長機会がある」とコメントしている。
「7NOW」は直近の配達時間が約27.5分、平均客単価15.29ドル(対店内購入80%増)、既存店売り上げ伸び率20%以上と好調に推移している。
ゴールドパスは、無料ドリンク、配送料・燃料割引、キャッシュバック特典を備えた有料サブスクリプション。
来店頻度・顧客エンゲージメント・顧客生涯価値の向上に貢献しているという。
取材・執筆 鹿野島智子
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。
