ビックカメラ 決算/9~2月増収増益、インバウンド戦略など奏功・通期予想を上方修正
2026年04月10日 13:30 / 決算
ビックカメラが4月10日に発表した2026年8月期第2四半期(中間期)決算によると、売上高5084億2900万円(前年同期比6.0%増)、営業利益187億2700万円(25.6%増)、経常利益194億2100万円(22.7%増)、親会社に帰属する当期利益110億9800万円(23.2%増)となった。
出店戦略では1月30日、新業態の第1号「ビックカメラSelect札幌狸小路店」(北海道札幌市)をオープン。インバウンド需要を見込むとともに、国内旅行客や近隣住民にも利便性の高い店舗として利用してもらうため、豊富な品ぞろえからニーズを的確に捉えた商品を厳選・提案している。
3月14日には提案型ショップとして「ビックカメラ池袋西口IT tower店」(東京都豊島区)を開店した。
グループ会社では、コジマが25年10月8日に「コジマ×ビックカメラ イオンモール仙台上杉店」(宮城県仙台市)をオープン。ビックカメラと日本空港ビルデングとの合弁会社であるAir BICが12月5日に「Air BicCamera 福岡空港国際線ターミナル店」(福岡県福岡市)を、12月9日に「Air BicCamera 銀座店」(東京都中央区)を開店し、いずれも顧客から好評を得ているという。
既存店舗の最適化も進めており、11月14日に池袋本店、池袋カメラ・パソコン館、池袋西口店の3店舗をリニューアル。池袋本店への買取・サポートカウンターの新設や池袋カメラ・パソコン館への中古カメラの導入、そして深い専門知識を有した専門販売員「ビックカメラマイスター」の集結による接客力向上にも取り組んだ。
26年2月25日には、従前のオリジナルブランド(ORIGINAL BASIC、ORIGINAL SELECT、HashTAG)を統合・進化させた新たなオリジナルブランド「ビックアイデア」を発表。前述の「ビックカメラ池袋西口IT tower店」にて開店日から先行販売するとともに、4月1日から全国のビックカメラグループ各店舗およびインターネット総合通販サイト「ビックカメラ・ドットコム」でも販売を開始している。
インバウンド強化戦略では、前述の「ビックカメラSelect札幌狸小路店」の開店に加え、観光・食事後のナイトタイムに買物を楽しみたいという訪日外国人客の声も参考に、2025年11月になんば店の営業時間を1時間延長する等の施策を導入。特定の地域に依存しすぎない売上構成を目指す方針のもと、多様な国々への集客強化や品ぞろえ拡充を行った結果、東南アジア諸国や米国等の売上構成比が高まり、免税売上高は中間連結会計期間として過去最高額を更新した。
また、中間期の業績を踏まえて、通期予想を上方修正する。
売上高は90億円増の1兆220億円(4.9%増)、営業利益は39億円増の344億円(13.6%増)、経常利益は42億円増の357億円(11.8%増)、親会社に帰属する当期利益は9億円増の184億円(5.3%増)を見込んでいる。
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