クリエイト・レストランツ 決算/2月期営業利益6.6%減、過去最高の売上更新するもコスト増で
2026年04月14日 17:24 / 決算
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クリエイト・レストランツホールディングスが4月14日に発表した2026年2月期決算によると、売上収益1654億4900万円(前年同期比5.8%増)、営業利益79億4400万円(6.6%減)、税引前利益78億6100万円(2.6%増)、親会社に帰属する当期利益46億7700万円(16.3%減)となった。
売上収益は、既存店が概ね堅調に推移(1.8%増)したことに加え、新業態開発や新規にグループインしたブランドの寄与により、前連結会計年度を上回り、過去最高を更新した。
一方、営業利益は、CRカテゴリー(レストラン・フードコートなど運営)および専門ブランドカテゴリーが好調に推移したものの、SFPカテゴリー(居酒屋運営)で既存店客数の減少に加え、原材料価格高騰に伴う原価率の上昇により、大幅な減益となり、連結全体では前連結会計年度を下回る結果となっている。
既存店舗での来客数アップを目指し、コアブランドを中心とした「価値向上施策」と「店舗改装」を積極的に実行。消費の二極化に対応すべく、高付加価値ブランドである「紀の善」の復活開業や、専門性の高い新業態(ベーグル、麻辣湯、牛かつ等)の開発、「日常」、「定番」ニーズを捉えた機動的な業態変更を推進した。
投資効率の高いコントラクト(受託運営)事業では、JA全農との連携等により当期累計で23店舗の受託を開始。安定的な収益基盤の拡充に注力している。
シナジーのあるM&Aの推進とグループ内組織再編にも力を入れた。「狼煙(のろし)」や「Tecona Bagel」をグループに迎え入れたほか、関西エリアのドミナント強化を目的にロンの全株式取得を決定。ラーメン事業3社を合併し「クリエイト・ヌードルズ」を設立するなど、グループ連邦経営の深化によるナレッジ共有と運営効率の向上を図った。
海外事業では、北米の「Wildflower」におけるPMIを推進したほか、アジア圏ではインドネシアでのフランチャイズ展開に向けた基本合意を締結するなど、成長ポテンシャルの高い地域への布石を打っている。苦戦が続く北米の「Il Fornaio」では、経営体制の刷新等、抜本的な事業再構築に着手した。
基盤の整備では、物流センターの統合や店舗設計施工管理子会社の設立によるコスト抑制、DX・AIの積極活用による店舗生産性の向上に取り組んだ。また、持続的な成長の源泉である人財への投資として、2年連続となる社員昇給ファンド5%増を実施するなど、人的資本経営を強化した。
2027年2月期は、売上収益1710億円(3.4%増)、営業利益90億円(13.3%増)、税引前利益80億円(1.8%増)、親会社に帰属する当期利益57億円(21.9%増)を見込んでいる。
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