コロワイド 決算/3月期は2桁の増収増益、売上収益と事業利益が過去最高に

2026年05月08日 16:12 / 決算

コロワイドが5月8日に発表した2026年3月期決算によると、売上収益3000億9000万円(前年同期比11.5%増)、事業利益125億2700万円(34.6%増)、税引前利益65億4700万円(37.0%増)、親会社に帰属する当期利益22億3300万円(78.7%増)となった。

コロワイドのロゴマーク

売上収益と事業利益は過去最高となった。

「国内外食事業」は、各種施策や販促活動を通じて来店動機の喚起や需要の取り込みを図った。具体的には「大戸屋」では、季節に合わせた特別メニューを提供。「牛角」や「しゃぶしゃぶ温野菜」では、「肉の日祭り」や「黒毛和牛食べ放題」のキャンペーンなど、肉業態ならではの強みを生かした施策を実施。「かっぱ寿司」では、平日に税込90円メニューや食べ放題、学生向け割引などを展開。

「ステーキ宮」では、メディアへの露出を高めてブランドの認知度向上を目指した。「フレッシュネスバーガー」では、旬の素材を使用・提供しカフェタイムの利用を促進。スイーツブランドを展開する「チーズガーデン」では、季節商品が好評。チョコレートブランドの「シルスマリア」では、最大繁忙期のバレンタインの催事で過去最高の売上収益となった。

「海外外食事業」は、既存店舗の収益力向上や地元の大手有力資本との提携のほか、新業態の開発や新規出店などにも取り組んだ。

米国では一時的にコスト負担増があったものの、ガバナンス強化による業務の効率化を目指してERP(統合基幹業務システム)を導入。アジアでは、特に注力しているインドネシアで既存の焼肉業態の「牛角」だけでなく、ノンハラール焼肉の新業態「六角」を1月に出店。

中東地域ではこれまで出店展開していたフードコート向け業態「GYU BOSS」に加え、「牛角」1号店を3月にオープン。M&Aでグループに加わったオセアニア最大手のステーキレストランチェーンSeagrass Holdco Pty Ltd.では、プレミアムステーキハウスの「The Meat & Wine Co」と「HUNTER & BARREL」を新たに出店している。

店舗の出退店は、国内外で直営レストラン業態101店舗、直営居酒屋業態8店舗、合計109店舗を出店。一方で、直営レストラン業態52店舗、直営居酒屋業態7店舗、合計59店舗を閉店した。

その結果、3月末時点で直営店舗数は1501店舗、FCを含めた総店舗数は2633店舗となった。なお、2026年4月にはカフェ業態の「珈琲館」「カフェ・ベローチェ」「カフェ・ド・クリエ」などを展開しているC-Unitedの全株式を取得し、新たに565店舗を傘下に加えている。

次期は、売上収益3516億4200万円(17.2%増)、事業利益160億3800万円(28.0%増)、親会社に帰属する当期利益26億7000万円(19.6%増)を見込んでいる。

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