バローHD 決算/3月期営業利益19.0%増、SM事業の総菜・ベーカリー好調
2026年05月13日 13:42 / 決算
バローホールディングスが5月13日に発表した2026年3月期決算によると、営業収益9241億1400万円(前年同期比8.2%増)、営業利益275億8000万円(19.0%増)、経常利益300億1900万円(14.7%増)、親会社に帰属する当期利益164億7600万円(20.7%増)となった。
営業収益は31期連続して増収。営業利益、経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも過去最高を更新した。
さらに、中期経営計画の最終年度となる2027年3月期の定量目標(営業収益9100億円、営業利益272億円、経常利益300億円、親会社株主に帰属する当期純利益140億円)も1年前倒しで達成している。
販売費および一般管理費が2461億9800万円と9.1%増加したものの、売上総利益率が0.6ポイント上昇するなど、営業総利益が2737億7900万円(10.1%増)となった。営業収益営業利益率は前年同期比で0.3ポイント改善し、3.0%となった。
中核会社であるバローの既存店売上高が5.2%増、客数1.9%増と好調に推移するなど、スーパーマーケット事業がグループ全体の収益をけん引。完全子会社化したドミーの営業収益も一部加わった。PB、総菜、ベーカリーが大きく集客の武器となり、好調な売上・利益につながったという。
インフラ面でも各物流センターの機能整備を進め、ベーカリー生地工場やフルーツデザート工場等の設備投資を実施。出店エリアと規模の拡大に対して品質向上とコスト抑制が両立できた。
製造工場の投資では閉店店舗からの転換や、他社工場のM&Aなど、居抜き型の施設活用を積極的に進め、工場稼働の早期化を実現している。
一方で、中部フーズは、バローの売場から派生した総菜・弁当の「デリカキッチン」やカレーパンの「ガラムとマサラ」といった専門店の多店舗展開を百貨店やショッピングモールなどで進めており、商品開発や売場提案のノウハウを蓄積した。そうした取組がさらにバローの売場へ還元される好循環となっているという。
2027年3月期は、営業収益1兆円(8.2%増)、営業利益280億円(1.5%増)、経常利益305億円(1.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益165億円(0.1%増)を見込んでいる。
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