日本アクセス 決算/27年3月期予想は経常利益363億円、中計目標1年前倒しで達成へ

2026年05月29日 14:25 / 決算

日本アクセスは2027年3月期、売上高2兆5230億円(2.1%増)、経常利益363億円(8.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益244億円(4.9%増)を見込む。

2028年3月期を最終年度とする第9次中期経営計画では、2028年3月期の売上高2兆6500億円、経常利益354億円、親会社株主に帰属する当期純利益235億円と設定しており、利益面では1年前倒しで目標を達成する。

外食・デリカ関連、EC、ノンフード事業が好調で、利益面において約10億円のプラス効果を予想している。

日本アクセスの服部真也社長

服部真也社長

5月29日開催された決算会見で、服部真也社長は「今期もマーケットインの発想で、朝食市場の活性化や減塩商品を提案。チン!するレストランの開催により、フローズン需要創出に取り組む。フローズンマザーセンターによる物流効率化、ECビジネス、海外事業も強化していく」と意気込みを語った。

2026年度は業務用管掌・生鮮管掌の組織を統合。外食・中食に対する提案のレベルを上げる。

具体的にはデリカを強化するため、生鮮・総菜部門の垣根を越え、商品づくりをするスーパーマーケットなどに対し、生鮮・原材料(業務用)のクロス提案を強化する。

なお、2026年3月期は、売上高2兆4719億円(前期比2.2%増)、営業利益321億5800万円(2.8%減)、経常利益335億8200万円(1.7%減)、親会社に帰属する当期純利益232億700万円(3.7%減)だった。

将来に向けた物流施設への投資9億円、事業会社ドルチェの資本再編2億円のコスト増により、減益を計上した。

当期純利益は前年度の有価証券売却益計上の反動があった。

売り上げ面では、飲料などドライが昨年度の南海トラフ情報の影響で生じた備蓄需要の反動や値上げで減少した。一方、外食チェーンとの取引拡大、チルド・フローズン需要が好調に推移し、増収となっている。

商品売上高2兆2787億円、低温商品1兆3645億円、販売数量は前期比0.9%減だった。

ドライ9141億円(1.4%増)、チルド7978億円(3.3%増)、フローズン5667億円(4.7%増)、物流その他1932億円(5.2%減)。

全国売上高は2兆4719億円(2.2%増)、全国通過額は2兆3296億円(7.1%減)、総事業規模は4兆8000億円(1254億円減)となっている。

取材・執筆 鹿野島智子

日本アクセス/26年度、ロジスティクス事業はメーカー物流取り込み拡大

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