三菱食品 決算/3月期、利益は5期連続で過去最高を更新
2026年06月01日 17:52 / 決算
三菱食品が6月1日発表した2026年3月期の業績は、売上高2兆1230億円(0.1%増)、営業利益329億円(4.1%増)、経常利益359億円(7.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益239億円(3.2%増)となった。
売り上げ面は、物流事業や機能開発事業の取引が好調に推移し、増収を計上している。
利益面では、主に卸売事業における業務効率化による収益改善が寄与。5期連続で最高益を更新した。
同日開催された決算会見で伊東和男社長は「売り上げ面では、中期経営計画『MS Vision 2030』で掲げた成長領域である物流事業、機能開発事業が好調に推移。卸売事業の減少分をカバーした。今期も主力の卸売業、その他領域ともに拡大させていきたい」と説明している。
<業態別売上高>
| 業態 | 25.3期 | 26.3期 | 前期比増減 | |||
| 金額 | 構成比(%) | 金額 | 構成比(%) | 金額 | 増減率(%) | |
| 卸売 | 1,965 | 9.3 | 1,966 | 9.3 | 1 | 0 |
| SM・GMS | 9,369 | 44.2 | 8,938 | 42.1 | -431 | -4.6 |
| CVS | 4,061 | 19.1 | 4,198 | 19.7 | 137 | 3.4 |
| ドラッグストア | 1,743 | 8.2 | 1,777 | 8.4 | 34 | 2 |
| DS他直販 ※ | 2,661 | 12.5 | 2,799 | 13.2 | 137 | 5.2 |
| その他業態 | 1,409 | 6.7 | 1,553 | 7.3 | 144 | 10.2 |
| 合計 | 21,208 | 100 | 21,230 | 100 | 22 | 0.1 |
※ ディスカウントストアを含むその他直販業態への売上。単位:億円
業態別にみると、スーパーマーケット・GMSがやや苦戦したが、販促が奏功したコンビニエンスストア、ディスカウントストア事業が好調だった。スーパーマーケット・GMSでは、ビールなど酒類の伸び悩みにより、取引額が減少した。
なお、売上数量は5.5%減だった。
2027年3月期は売上高2兆2782億円(7.3%増)、経常利益371億円(3.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益298億円(24.4%増)と予想している。
5期連続の増収、利益面では6期連続の過去最高更新を見込む。
取材・執筆 鹿野島智子
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