中川政七商店 決算/2月期売上高が100億円突破

2026年06月03日 14:17 / 決算

中川政七商店は6月3日、2026年2月期の売上高が前期比12%増の103億2000万円となったと発表した。

中川政七商店の売上高推移

売上高推移

初めて100億円を超え、4期連続で過去最高業績を更新した。

現在、同社は全国に67店舗を展開。奈良本店、渋谷店、高輪店、天神店の4店舗を旗艦店として位置づけている。

「一人用土鍋」「和食器」など、近年注力開発している台所道具・器カテゴリーは、売上高が前期比25%増となっている。ひな人形に代表される飾り物カテゴリーの売上高も、24%増と大きく伸びている。

2026年3月には、会員数が100万人を突破している。

また、同日福井・越前漆器の漆塗師屋「漆琳堂」との資本業務提携も発表した。

漆琳堂が持つ技術と産地に根ざしたものづくりに、中川政七商店が培ってきた商品開発、販路、ブランドづくり、経営支援の知見を掛け合わせ、生産体制の拡張、人材採用、経営基盤の強化などを通じて、越前漆器の持続的な事業成長をともに目指す。

具体的には、東京・大阪など都市圏における「漆琳堂」店舗業態の開発を共同で進め、2027年度中の出店を計画している。

中川政七商店は、1716年に麻織物の卸業として創業。現在は日本の工芸に根差した生活雑貨の製造小売業を中心に事業を展開している。

2009年からは、全国60社以上の工芸メーカーへの経営コンサルティングを実施。教育講座や流通支援などを通じて、700社を超える産地メーカーの成長を支援している。

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