パルグループHD 決算/3~5月増収増益、衣料品の値引き販売抑制が奏功

2026年07月07日 16:42 / 決算

パルグループホールディングスが7月7日に発表した2027年2月期第1四半期決算によると、売上高613億5400万円(前年同期比4.5%増)、営業利益79億5300万円(1.3%増)、経常利益79億4400万円(1.1%増)、親会社に帰属する当期利益54億1400万円(3.4%増)となった。

パルグループホールディングス

衣料事業の売上高は、前年同期比20億9700万円増の383億2400万円、営業利益は3億6800万円増の60億7900万円。

商品企画・生産・販売のMDサイクルを短期化し、新商品の店頭展開期間を4週間程度に設定することで、常に新鮮な売場環境の維持に努めた。

さらに、5月末時点で社員インフルエンサーのSNS総フォロワー数が2650万人を超え、自社ECプラットフォーム「パルクローゼット」のアプリ会員数が前年同期末比で200万人以上増の1407万人となった。

顧客基盤の構築が一段と進み、これらの強固な顧客基盤を背景に、SNSマーケティングやECにおける先行予約・購買行動から得られる膨大なデータを分析。

トレンド変化の早期把握、適時適量発注の精度向上へとつなげている。

これらの取り組みを通じて在庫管理を徹底し、値引き販売を抑制した結果、売上総利益率は大きく向上した。

雑貨事業の売上高は5億9300万円増の229億8900万円、営業利益は2億6900万円減少の18億6800万円。

商品の付加価値に見合う適正な価格設定に加え、初期発注数量の抑制による廃棄商品の削減に注力した結果、売上総利益率は高い実績となった前年同期を上回った。

一方、発注数量の抑制に伴い店頭での販売機会ロスが発生したことなどから、既存店売上高が想定を下回った。

さらに、人件費の伸びが売上高の伸びを上回ったことにより、営業利益は前年同期を下回っている。

販売施策として、積極的な新規出店と店舗の大型化、「3COINS」における300円商品の開発・投入強化を継続した。

また、期初より同ブランドのEC倉庫を衣料事業と統合。自社ECプラットフォーム「パルクローゼット」において衣料と雑貨の同梱発送を可能とするなど、EC販売を強化している。

海外卸売事業も拡大しており、4月には香港3号店となる「エアサイド店」をオープン。さらなる規模拡大を図っている。

通期は、売上高2530億円(7.8%増)、営業利益294億円(8.3%増)、経常利益294億円(8.4%増)、親会社に帰属する当期利益190億円(7.3%増)を見込んでいる。

パルグループHD 決算/2月期営業利益14.7%増、OMO施策強化・3COINSなど雑貨の2桁成長続く

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