トライアルHD 決算/6月期売上高1兆3471億円、西友の統合で大幅な増収増益

2026年08月13日 18:05 / 決算

🎧 この記事を音声で聴く

トライアルホールディングスが8月13日に発表した2026年6月期決算によると、売上高1兆3471億900万円(前期比67.6%増)、営業利益303億7100万円(43.9%増)、経常利益201億8600万円(9.1%減)、親会社に帰属する当期利益35億2200万円(70.0%減)となった。

昨年7月西友を完全子会社化し、企業規模を拡大。売上高・営業利益は、計画値を上回り、過去最高を計上している。

また、26期連続の増収となっている。

西友の楢木野仁司社長は同日開催された決算会見で、好業績の要因について「トライアルの客数改善が進んだ。西友の既存店売上高、客数が大幅に回復。営業利益率3.0%と中計最終年度(29年6月期)目標(3.1%)に迫る高い数値となった」と説明した。

左から西友の楢木野仁司社長、トライアルHDの桐島一寿上席執行役員

左から西友の楢木野仁司社長、トライアルHDの桐島一寿上席執行役員

トライアル事業の売上高は8861億3800万円(10.2%増)、営業利益343億6500万円(62.8%増)。

既存店売上高は、計画値(1.8%増)を上回る2.1%増となった。

メガセンター3店舗、スーパーセンター21店舗、smart2店舗、小型店7店舗を出店した。

一方で、smart7店舗を閉鎖し、6月末のトライアルの店舗数は、378店舗(うちFC3店舗を含む)となった。

改装は、スーパーセンター16店舗、smart2店舗、小型店1店舗において実施した。

また、西友の売上高は4609億7100万円、営業利益137億6300万円だった。

2025年11月、2026年2月・4月に、西友の店舗を業態転換した新フォーマット「トライアル西友」を合計3店舗オープンしている。トライアル流の棚割り、2社共同のキャンペーンなどが功を奏し、既存店売上高は10カ月連続でプラス、客数も10%超まで回復した。

西友の出店数は1店舗(スーパーマーケット)、閉鎖数は3店舗(ハイパーマーケット3店舗)となり、合計店舗数は243店舗。グループ計621店舗(うちFC3店舗を含む)となっている。

次期は、売上高1兆4582億円(8.2%増)、営業利益390億円(28.4%増)、経常利益286億円(41.7%増)、親会社に帰属する当期利益107億円(203.8%増)を見込んでいる。

トライアルの売上高は9624億円(8.6%増)、営業利益442億円(28.6%増)、西友の売上高は4958億円(7.6%増)、営業利益101億円(26.6%減)を予想している。

トライアルホールディングスの桐島一寿 上席執行役員 グループ経営財務部部長 は「次期、トライアルは成長投資を抑えて、営業利益率向上に注力する。西友は人員補強、店舗改装への先行投資を強化する。水道光熱費が値上がりすることも考慮し、西友は減益となるが、店舗のトライアル化を加速させ、売上高・客数のさらなる成長を目指す」と話した。

取材・執筆 鹿野島智子

トライアル西友/千葉県初出店「浦安店」オープン、肉・魚の新惣菜ブランド初導入

西友/楢木野社長「業績好調の要因は顧客の支持回復と現場の適応力」

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

決算 最新記事

一覧

スーパーマーケットに関する最新ニュース

一覧

増収増益に関する最新ニュース

一覧

西友に関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧