しまむら 決算/2~8月は売上高と各利益が過去最高に、PB・キャラクター商品が好調
2026年09月28日 17:16 / 決算
しまむらが9月28日に発表した2027年2月期決算(2~8月)によると、売上高は3572億6000万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は331億2900万円(5.3%増)、経常利益は349億4800万円(7.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は241億9100万円(5.6%増)となった。
売上高と各利益は過去最高を更新した。プライベートブランド(PB)やキャラクター商品の拡充、販促手法の多様化により、国内売上高は3518億700万円(3.8%増)となった。販管費率は25.8%(前年同期比0.1ポイント改善)で、広告宣伝費は53億7100万円(6.9%減)に抑えた。
「しまむら」事業の売上高は2629億7600万円(3.1%増)。既存店売上高2.8%増、客数は1.7%増、客単価1.5%増、買上点数2.0%増、1点単価0.6%減となった。
高橋維一郎社長によると、PBの「CLOSSHI(クロッシー)」や「CLOSSHI PREMIUM(クロッシープレミアム)」を中心に、優れた機能性と快適な着心地を両立した商品の販売が好調。「FIBER DRY(ファイバードライ)」シリーズの売上高は2.1%増、PB売上高は2.8%増で伸長した。
また、気温に左右されにくい商品として、人気キャラクターの打ち出しや、オリジナル商品を拡大。「スティッチ」や「トイストーリー」といった人気キャラクターのほか、「北斗の拳」など新たなキャラクターを打ち出した。これにより「キャラクターやブランドのファンが増加し、キャラクター商品の売上高は13.4%増となった」(高橋社長)。
「アベイル」事業の売上高は374億9300万円(7.5%増)。既存店売上高は5.3%増、客数は9.8%増、客単価は2.1%減だった。「バースデイ」事業の売上高は408億8300万円(1.8%増)。既存店売上高は0.7%減、客数2.0%増、客単価0.1%減となった。
EC売上高は110億円(26.0%増)で、店舗受取比率は87.2%だった。ECと店舗間における相互送客が売上拡大につながった。新たな取り組みとしてレディースの大きいサイズ専門サイト「しまぽちゃマルシェ」をオープン。これにより、各事業のレディースの大きいサイズの商品を1つのサイトで見比べることが可能になり、利便性が向上した。
| セグメント | 売上高 | 前期比 | 営業利益 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 日本事業 | 3518億700万円 | 3.8%増 | 326億8300万円 | 4.6%増 |
| 海外事業 | 54億5200万円 | 19.1%増 | 4億4500万円 | 118.1%増 |
今後の見通し
出店は上期10店舗に対し、下期はグループ合計55店舗の出店を予定。これにより年間の出店予定数は計画通りの65店舗となる見込み。GMSへの出店では11月に「しまむら西友町田店」(東京都町田市)、都市部は12月にしまむら・アベイル・バースデーの3事業で「天神西通り店」(福岡市)をオープンする予定
通期は、売上高7291億9300万円(前期比4.2%増)、営業利益668億4200万円(8.7%増)、経常利益688億2500万円(8.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益473億2100万円(6.4%増)を見込む。
来期に向けてサミットから「コルモピア」21店舗を譲受し、しまむら店舗に転換していく。コルモピア獲得の理由について、高橋社長は「コルモピアは都心部に店を構えており、都心の基盤強化のために事業を譲受した」と説明する。
2029年度をメドに、京都の四条河原町に旗艦店を開業する予定。これについては「国内外から多くの観光客が訪れる場所。しまむらグループの認知度を上げることを目的としている」とした。
取材・執筆 比木暁
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