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CCC／日本オラクル採用でTポイントの情報基盤を再構築

2010年04月06日 ／ IT・システム

日本オラクルは4月6日、カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）が、アプライアンス製品の「Oracle Exadata Version2」を採用したと発表した。

CCCは、月間のトランザクション件数が1億件に上るポイントサービス「Tポイント」を運営している。2010年2月末現在で提携先は66社・3万店舗以上となっており、会員数が3444万人に達している。CCCはOracle Exadata Version 2の採用で、日本オラクルと同製品を事前に検証し、既存データウェアハウス・システムの動作よりも大幅な改善が見込めることを確認して導入した。

日本オラクルは今回の採用で、既存システムのデータロード、データ更新、分析処理などを大幅に上回る効果が期待できるとしている。

またCCCは、高性能サーバー「Sun Oracle Database Machine」2台を導入し、Tポイントの各種情報の集計・分析の情報基盤を再構築する。これで迅速な意思決定や会員サービスの充実、提携先企業へのサービス向上と連携強化を目指す。

CCCが今年度中の稼働を目指す新システムは、Oracle Exadata Version2と「Oracle Spatial」、「Oracle Active Data Guard」など、オラクルのデータベース製品のオプション機能を活用した基盤上で稼働する予定。さらに、日本オラクルのコンサルティングサービスを活用し、技術の蓄積と他社アプライアンス製品を活用する領域も含めた既存システムの統合・標準化を図る。

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