イケア/レストランで「植物由来の原料」使用メニューを投入
2019年05月16日 16:50 / 商品
イケア・ジャパンは5月16日、イケアレストランととビストロの通常メニューに、プラントベースフード(植物性食品)を加えた。
環境への負担を抑える取り組みとして、2025年に向けてイケアレストラン、ビストロで使用される原材料の約半分を動物性から植物由来の原材料へシフトすることを目指す。
「プラントベースフードとは、原材料に肉や卵を一切使わず、植物由来の材料だけでつくったメニュー。ひよこ豆をはじめ、グリーンピース、ニンジン、ケールなど栄養豊富な豆や野菜をふんだんに使った。肉を使うよりもカーボンフットプリントが少なく、環境への負担を抑えられる」(同社)。
ひよこ豆やグリーンピースなどから作られた新しいホットドッグ「ベジドッグ」(税込100円)を販売する。
従来の豚肉が原料の「イケアホットドッグ」よりも、排出される二酸化炭素の量は10分の1に減らせるという。
また、バナナ果汁のみからつくられた柔らかい口どけの100%植物由来の「プラントベースソフトアイス」
(80円)を販売する。
6月6日からは、プラントベースフードフェアを開催し、「マーラーベジドッグ」(150円)、「キーマカレーベジドッグ」(150円)を提供する予定だ。
イケアは、「お客と地球のどちらにもやさしいメニューを手ごろな価格で提供したい。肉の量を減らすことは、地球と私たちにプラスの効果をもたらす。地産地消をベースに旬を取り入れ、新鮮で美味しくて、ヘルシーなメニューを増やす予定だ」という。
イケアレストランは来店客の60%以上が利用する人気施設で、日本では約30%のお客がイケアレストランを利用するために来店している。
世界では約20%のお客がイケアレストランを利用するために来店しているという。
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