イオン/トップバリュ食品3500品目の価格据え置き、8月31日まで

2026年05月11日 12:43 / 商品

イオンは5月11日、プライベートブランド(以下:PB)「トップバリュ」食品・日用品6000品目のうち、食品3500品目の価格を8月31日まで据え置くと発表した。

<土谷美津子社長>
土谷美津子社長

価格を据え置く商品は、相場に左右される生鮮食品や総菜は含まず、調味料、菓子、カップめん、乾麺など加工食品が対象となる。

上期、PBトップバリュのうち、低価格品のベストプライス980SKUの新商品・リニューアル品を投入。今回の価格凍結につなげた。

5月11日開催された説明会で、イオントップバリュの土谷美津子社長は今回の施策の目的を以下のように述べた。

「混迷する中東情勢、物流費、人件費などのコスト上昇で、食品を中心に価格上昇が続いている。お客様が店頭で買うのを控えたり、減らしたりしている姿が見られる。エアコン代、食費、レジャーと何かと家計に負担がかかる夏を少しでもストレスを減らして乗り切っていただけるよう、PB食品の価格を凍結する」。

大量発注・計画生産、包材の簡素化によるプラスチック削減、荷姿の改善による物流コスト低減、原材料を大量に確保できたメーカーとの協力などにより、食品価格が高騰する中、PB食品の価格を維持することに成功した。

<3500品目を価格凍結>
3500品目を価格凍結

例えば、さんまのかば焼きは日本でさんまが豊漁だった際に大量に確保し、タイにて缶詰に加工。特恵関税制度なども活用し、製造コストを抑えた。

また、国産じゃがいもを使ったポテトチップスは、製造委託先メーカーが原材料を大量に用意できたため、価格を維持できたという。

<国産じゃがいもを使ったポテチ>
国産じゃがいもを使ったポテチ

土谷社長は「以前、カニカマはトレーが必須だったが、包装を簡素化し、価格を維持した。海外のPBでは包装の簡素化がもっと進んでいる。エコロジーとエコノミーを両立するプラスチック削減などにより、買いやすい価格で商品をお客様に提供したい」と述べた。

<チョコレートも値下げ>
チョコレートも値下げ

また、5月6日から、原材料の価格が落ち着いたチョコレートの一部商品など129品目の値下げも期間限定で実施している。外食を控え、家での食事が増えている生活者を想定し、乾麺、調味料なども対象となっている。値下げ幅は3~30%。

期間は商品によって異なるが、最大で8月31日まで値下げする。

<調味料など129品目を値下げ>
調味料を値下げ

<主な価格凍結商品>

商品名 規格 本体価格 税込価格
トップバリュベストプライス
サラッとこくうまサラダ油
900g 258円 278.64円
トップバリュベストプライス
たまごのおいしさまるごとマヨネーズ
400g 248円 267.84円
トップバリュベストプライス
完熟トマトの風味をいかしたトマトケチャップ
500g 158円 170.64円
トップバリュベストプライス
スパゲッティ1.7mm
1kg 228円 246.24円
トップバリュベストプライス
エクストラバージンオリーブオイル(グリーン)
455g 798円 861.84円
トップバリュベストプライス
白湯シーフードヌードル
75g 108円 116.64円
トップバリュベストプライス
コクとキレのしょうゆヌードル
78g 108円 116.64円
トップバリュベストプライス
スパイシーカレーヌードル
87g 108円 116.64円

取材・執筆 鹿野島智子

イオン/トップバリュ売上高は前期比11%増の1.2兆円、ベストプライスがけん引

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