JR東日本×KKday/東日本エリアでインバウンド観光強化、コンテンツの多言語化など推進
2026年05月01日 10:05 / IT・システム
東日本旅客鉄道とKKDAY JAPANはこのほど、東日本エリアにおけるインバウンド観光推進を目的とした業務提携契約を締結した。
KKdayは、台湾を中心としたアジア市場をはじめ、欧米豪を含むグローバルな販売ネットワークを有し、体験型観光商品の造成・販売や、多言語・多通貨に対応した予約・販売基盤に強みを持つ。
一方のJR東日本は、これまで東日本一円に広がる鉄道ネットワークを基盤に、地域事業者や自治体と連携した観光コンテンツの創出に取り組んできた。
両社のアセットを融合させることで、「旅マエから旅ナカまで」を一貫して支えるシームレスな新たなインバウンド観光モデルを構築する。東日本エリアへの誘客促進とマーケット基盤の拡大を図っていく。
具体的には、まず体験・観光など地域コンテンツを拡充する。JR東日本が有する地域とのネットワークを活用し、地域事業者が提供する体験・観光などの地域コンテンツの掘り起こしを行う。KKdayの知見も活かし、コンテンツの多言語化やシステム導入などのDX支援を伴走型で実施することで、KKdayアプリ上でスムーズに販売できる環境を整備する。
次に、地域コンテンツとJR東日本グループが運営する体験コンテンツや宿泊・商業施設などのアセットを組み合わせた商品の造成・販売を推進することで、周遊性を高め、訪問先の拡大や旅ナカでの滞在価値の向上につなげていく。
そしてJR東日本グループアセットを組み込んだ地域コンテンツにJR乗車券類や鉄道パスをセットし、バンドル商品として販売。訪日客が直面する言葉や決済の壁を取り除き、ワンストップで、体験から移動までを手配できるシームレスな環境を提供し利便性を高める。
さらに、インバウンド誘客に向けたプロモーションを強化。KKdayが有するグローバルな販売ネットワークや自社プロモーション基盤を用いて、特に東北地方を中心とした観光・体験商品の情報発信を行う。
また、地域コンテンツの拡充やインバウンド受け入れ環境の向上を目的に、地域事業者を対象にした合同説明会や商品造成ワークショップの開催をエリアの自治体と連携して取り組む。
両社は提携を通じて、地域ごとに人とコンテンツが集まり、挑戦が生まれ続ける持続的な観光共創の仕組みをともに構築していく。短期的な送客や販売拡大にとどまらず、地域の担い手育成や価値創造につながる循環型の成長モデルを目指す。
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