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そごう・西武/中元商戦で「帰省代わり」「自宅用」ギフト提案強化

2021年05月13日 11:40 / 販促

そごう・西武は5月13日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生まれた「帰省代わり」と「イエナカ時間の充実で自宅用に購入」というという新しいニーズに注目した中元ギフトの受注を店頭に先駆けECサイト「e.デパート」で開始した。

そごう・西武では、去年の中元・歳暮商戦で「帰省できない代わりにギフトを贈る」「家中での時間充実のために自宅用で購入」というコロナ禍ならではの新しいニーズを取り込むことで、売り上げが中元が前年の約9割、歳暮は前年を上回った。今回の中元商戦でも去年と同様の取り組みを行い、売り上げを強化する。

中元ギフトの受注は、「e.デパート」とそごう・西武の10店舗で展開。カタログ掲載点数は1547アイテムと前年と同程度の数をそろえた。

帰省代わりのギフトは、去年の歳暮で帰省の代わりにこだわりのある商品を1万円前後で贈りたいという要望が増加したことから、今回は日本各地から旬の恵みや夏に嬉しいうまささをえりすぐったギフトを提案する。商品としては「湯島丸赤『天然あゆ食べ比べセット』」(税込1万2960円)などを販売する。

<湯島丸赤「天然あゆ食べ比べセット」>

「湯島丸赤『天然あゆ食べ比べセット』」は、厳選した旬を迎える天然ものの鮎を1尾ずつ目利きした食べ比べセット。丸ごとの鮎は、塩焼きで脂の乗った身の風味を存分に楽しめるようにしており、干物は塩でうまみを閉じ込めた。内容は、岐阜産ほかの天然あゆの開き干し×2、あゆ塩焼き用×2。200個の限定で販売する。

一方、自宅用の購入では、家にいながらレストラン気分が楽しめる有名店の味や家飲み用のワインセットなどで買い得商品を用意した。コロナ禍で家中での時間を充実したいニーズの高まりで、自宅用の購入では買い得品が去年の中元で前年約4割増、歳暮では約3割増と好調に推移したことを受けた。

<聘珍樓「叉焼麺・点心詰合せ」>

商品は、「聘珍樓『叉焼麺・点心詰合せ』」(4860円)などを販売する。「聘珍樓『叉焼麺・点心詰合せ』」は、聘珍樓で人気の餃子、チャーシュー麺をはじめ、肉まんや焼売などを詰め合わせた。内容はチャーシュー麺(1食入り)×2個、肉まん60g×3個、焼売30g×8 個、焼餃子22g×各10個 雲呑(15g×5個)×2個になる。

「e.デパート」での受注は5月13日~8月6日の16時59分まで行う。店舗での中元ギフト受注は、西武池袋本店が6月4日~7月20日、そごう横浜店は5月26日~7月20日の期間で「お中元ギフトセンター」を開設して行う。同社では今回の中元商戦で、去年に続きコロナ禍での需要を獲得することで、既存店で前年比5%増、その内、インターネットでは前年比10%増を売上目標に掲げている。

■西武・そごうのショッピングサイト「e.デパート」
https://edepart.omni7.jp/basic/a10010000

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