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キリン/「氷結」ブランド計1~4月販売量が過去最高を記録

2021年05月17日 12:10 / 販促

キリンビールは5月17日、缶チューハイ「氷結」ブランドの2021年1~4月の販売数量が、2001年の発売以来で過去最高となる1310万ケースを記録したと発表した。

キリンによると、近年のRTD(Ready to Drink:栓を開けてそのまま飲める低アルコール飲料)市場は、消費者の嗜好の多様化などで拡大傾向が続いており、2020年の市場では、レモン派生フレーバーを含むレモンフレーバーの販売が前年と比べ約3割増と人気が高まっているという。レモン味が主の「氷結」は、こうした消費者ニーズをつかみ販売数を伸ばしたとみられる。

キリンでは、市場動向をにらみ6月22日から、「氷結ストロング」シリーズで「キリン 氷結ストロング 夏のレモンミックス(期間限定)」(350ml缶、500ml缶:オープン価格)を期間限定で販売する。

<「キリン 氷結ストロング 夏のレモンミックス(期間限定)」(左から350ml缶、500ml缶)>

新製品は、スッキリしたレモンとみずみずしいすいかの爽快なおいしさと、しっかりとした飲みごたえが特長で、アルコール分は9%。

缶のパッケージは、中央で分かれたブルーとシルバーのツートンをベースに「氷結STRONG」ロゴと、みずみずしい果実を中央に置き、爽快なおいしさとしっかりとした飲みごたえを表現したデザインにした。取手工場、名古屋工場、岡山工場で生産する。

同社では、新製品で、梅雨や夏の最盛期に蒸し暑さからレモンのような爽快なフレーバーが好まれるニーズをつかむ一方、コロナ禍で外出控えが続く中で、スッキリした爽快感を楽しめる点をアピールすることで伸長するRTD市場の活性化を図るとしている。

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