ヤオコー/目標年商26億円「コトエ橋本店」神奈川県にオープン、生鮮・総菜を強化

2026年05月21日 13:58 / 店舗レポート

ヤオコーは5月21日、相模原市緑区に「ヤオコーコトエ橋本店」をオープンした。目標年商は初年度26億円。

<コトエ橋本>
コトエ橋本

ストアコンセプトは「毎日の食生活においしさ・楽しさを提案し続けるお店~ヤオコーにしかないおいしさで『食』の喜びを伝えたい~」。

メインターゲットは50~65歳のミドル層・2人世帯と設定した。子どもが独立し、おいしさへのこだわりが強く、少量でもおいしいもの、健康・美容にいいものを食べたいという生活にゆとりのある夫婦2人家族を想定している。

サブターゲットは30~49歳のヤングファミリー層で、3~4人世帯。子育てが忙しく、普段の買い物、調理は安く簡単に済ませたい。無駄遣いはしないが、週末や晴れの日にはおいしい食事を楽しみたいという生活者と設定した。

また、20~30歳代ヤング層もサブターゲットにしている。単身者、2人世帯、共働きで忙しく、普段の買い物には簡便・即食を求めており、経済的に余裕があるため嗜好(しこう)品やおつまみにはこだわりたいというニーズを取り込みたい考え。

メインターゲットのゆとりある暮らしをしている中高年層に向け、生鮮などこだわりの商品を提案する。

<生鮮のゾーニングが特長>
生鮮のゾーニングが特長

サブターゲットの若年層に向けには、ボリュームのあるおにぎり・パン、広めに用意したカップ麺売り場を展開している。同社によると「神奈川県の店舗だが、北寄りの南政策をとる店舗」だという。

<ご当地カップ麺も>
ご当地カップ麺も

1km圏内では30歳から50歳代が43.2%でボリュームゾーンとなっている。一方で、60歳代以上のシニア世代が29.3%と緑区平均よりも5%以上少ない。

1km圏内の単身世帯が多く45.1%、次いで2人世帯が25.2%。単身・2人世帯を合わせると全体の67.3%を占める。周辺に大学があるため、20歳代の大学生・社会人など未婚の単身世帯が多いと想定している。

1km商圏での人口増加率は98.9%で、世帯数増加率は105.3%と人口は微減傾向だが、世帯数は増加しており、少人数世帯が増えているという。

同店は、京王相模原線・JR横浜線・相模線「橋本駅」から西に約1km(徒歩約15分)、JR横浜線「相原駅」から南に約1.7km の国道413号線(津久井街道)沿いに位置している。周辺は起伏がない道路で、車だけでなく、徒歩・自転車での来店を満遍なく見込む。

また、橋本駅周辺はリニア中央新幹線新駅の計画があり、将来的に人口増加が見込まれている。

近隣の同社店舗は、直線距離で「八王子鑓水店」が2.2km、「相模原下九沢店」が2.5kmに位置している。

初年度売り上げ構成比は生鮮38%、グロサリー45%、デリカ17%。SKU数は生鮮1040、グロサリー1万4140、デリカ330計1万5510。

生鮮3品を大きく見せる店づくり

橋本店のレイアウトのポイントは、生鮮のゾーニングにある。日配を挟まずに青果から精肉、鮮魚とゾーニングしていくことで、入り口からにぎわいを演出している。

<生鮮でにぎわいを創出>
生鮮でにぎわいを創出

ドミナントの中心に位置する店舗で、品ぞろえと専門性で新店舗の特色を作り、生活者の支持を集めることを狙う。

入り口から、青果でヤオコーのこだわりのトマト、完熟輸入チェリー、タイのマンゴー(マハチャノック)、ドラゴンフルーツ、ドリアンといった個性的なフルーツも用意している。

より取り3個で税別500円の野菜も販売している。

<野菜をバンドル販売>
野菜をバンドル販売

精肉は健康志向のミドル層に向けた和牛モモ肉などがそろう。

焼き肉ではホルモンも強化。鶏ホルモンのキンカンも展開。自社製のローストビーフ、味付け肉なども取り扱う。

鮮魚は5大近海魚や特殊近海魚のバラ売り、対面販売、夕方限定の盛り合わせ、一夜干しの干物、パン粉付けのフライ(アジフライなど)、旬の貝類と豊富に用意している。

<鮮魚の対面販売>
鮮魚の対面販売

対面販売・クッキングサポートでは生鮮・グロサリーと連動した食べ方提案を行う。

<クッキングサポート>
クッキングサポート

スパイス売り場も充実しており、食にこだわるミドル層のニーズに対応している。

総菜・ベーカリー・デザートが充実

同店のもう一方の入り口も通路を広くとり、総菜・ベーカリーの売り場が見通せる。

<総菜・ベーカリーが充実>
総菜・ベーカリーが充実

総菜は、若年層向けの紅ザケ・高菜・明太・ツナの4種の具が入った「ばくだんおむすび」(税別298円)、「サラダボウル」(598円)、「金目鯛入りご馳走握り」(980円)といったこだわりのすしも用意している。

ベーカリーでは、若年層に向けたボリュームたっぷりの「焼きそばパン」(99円)、「パン弁当」(398円)、「厚焼き玉子&カツサンド」(398円)、海道産小麦使用の生地を丁寧に手伸ばしし、店内の専用ピザ窯で焼き上げた本格的なピザを取り扱う。

新商品は「ブリオッシュドーナツ」(ホイップカスター・カラフル・チョコホイップの3種、1個198円)、「甘夏クリームチーズ」(198円)などが楽しめる。

デザートは、生菓子を強化。「ヤッポーのいちごパフェ」、「なめらか寄せプリン」、人気のおはぎは季節限定の「抹茶香る粒あんおはぎ」(130円)などを販売する。

<デザートが充実>
ヤオコーのデザート

そのほか、自社製造のキムチコーナー、ワイン、地元・神奈川の日本酒、季節の洋花などを充実させている。

<日本酒コーナー>
日本酒コーナー

新店舗のオープンで、店舗数は神奈川県16店舗、埼玉県106店舗、千葉県34店舗、群馬県17店舗、東京都17店舗、茨城県7店舗、栃木県6店舗の計203店舗。

なお、「コトエ橋本」は築20年の大型商業施設を改築した近隣商圏型ショッピングセンター(NSC)。地上4階建て、延床面積は4万1697m2となる。

ヤオコーのほか、コジマ×ビッグカメラ、ニトリ、セリア、マツモトキヨシなど計32店舗が出店する。

グランドオープンは5月29日。年商100億円、年間来場者数400万人を目標にしている。

■ヤオコーコトエ橋本店
住所:神奈川県相模原市緑区西橋本5-4-3
アクセス:電車 京王相模原線・JR横浜線・相模線「橋本駅」南口から徒歩約15分(約1km)、
JR横浜線「相原駅」から約25分(約1.7km)
バス 神奈川中央交通「上町」下車徒歩1分
TEL:042-703-1941
延床面積:2925.05m2(ヤオコー床面積)
店舗面積:1964.22m2(ヤオコー売場面積)
開店日:2026年5月21日9時
営業時間:9時~21時30分
休業日:1月1日、1月2日、他1日
年間売上高:初年度26億円(予定)
駐車台数:638台(駐輪場320台、バイク17台)
従業員:正社員19人、パートナー・ヘルパー・アルバイト140人(延べ人数)

取材・執筆 鹿野島智子

ヤオコー/相模原市「コトエ橋本」に5月21日新店舗オープン

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