マミーマート/「生鮮市場TOP!川口柳崎店」オープン、足元商圏のファミリー層狙う
2026年09月17日 14:15 / 店舗レポート
マミーマートはこのほど、埼玉県川口市に「生鮮市場TOP!川口柳崎店」をオープンした。
9月17日にグランドオープンを迎えた商業施設「minanoba川口」の1階に核テナントとして出店。minanoba川口の開業に先立ち、9月9日に先行オープンした。川口市内にはマミーマートの既存店が3店舗出店済みだが、TOP業態での出店は初めて。
生鮮市場TOP!は、「行くのが楽しくなる食の専門店」をコンセプトにした生鮮強化型のスーパーマーケット。鮮度の良い生鮮商品や珍しい商品を豊富に取りそろえ、料理好きの一般客からプロまで幅広い客層に楽しんでもらえる売場作りを行う。ディスカウント業態の側面も持ち、日配品・グロサリー類はEDLPで安さを訴求している。
川口柳崎店のSKU数は計1万弱。生鮮市場TOP!では現在、取り扱いアイテムの絞り込みを行っている最中で、「TOPといえばこれ」という商品をしっかり打ち出したいと考えている。各部門で強化カテゴリー商品を作っている最中。SKU数はいずれ1万未満に抑えていく方針だという。
商圏としては、近隣住民をはじめ、東京外環道「川口西IC」から車で約3分と車でのアクセスも良好なことから、生鮮市場TOP!の特徴でもある広域からの集客を見込んでいるが、既存のTOP業態よりも足元商圏の集客を狙う。既存のTOP業態が5キロ商圏に対し、今回は3キロ商圏内のファミリー層・駅周辺に住む単身世帯をメインターゲットに設定した。
施設の駐車可能台数は209台と、川口市内では多く車を停められる立地ではあるものの、既存のTOP業態の中ではやや少なめの駐車台数となる。駐車台数の兼ね合いから、狭小商店の中で足元の顧客(徒歩・自転車利用者)もしっかり獲得していく。
出店戦略について、大川卓也店長は「競合店が多い地区になるため、その中で打ち勝てるMDを持った業態として、生鮮市場TOP!として出店した。事前調査の結果、ヤングファミリー層が多い地区だと分かり、お子様の興味を引くため駄菓子売場も設けている。ファミリー層以外にも単身世帯も多いため、簡便調理品にも注力した」と説明した。
近隣には「角上魚類 川口店」、「ジャパンミート卸売市場 東浦和店」、「ヨークマート 柳崎店」、「スーパーバリュー ロピア川口伊刈店」などが出店しており、競争を強いられる環境であることが分かる。競合店との差別化も欠かさない。
「近くに角上魚類があり、商品面で被ってしまう部分もある。スーパーならではの簡便商品や総菜を強化して差別化を図っている。将来的には5kmのところまでチラシの配布エリアを広げていく計画。最終的には広域からの集客をする必要があると考えている」(大川店長)。
各部門で大容量品が充実
各部門で、大容量品の品ぞろえを行う。青果部門では、まとめ買い需要に応えて、旬の野菜や果物の箱売りをお買い得価格で提供。今の時期は、旬のぶどうが種類豊富に並ぶ。
精肉部門は、24年頃から継続している取り組みとして「生ラム焼肉用」を強化。総菜の肉巻きおにぎりとして「特製ガリぺソース!牛バラペッパーライス巻」を新たに展開している。
鮮魚部門では生寿司の品ぞろえを拡大。丸魚も品ぞろえ豊富に取りそろえる。TOP!名物の「生本まぐろブーメラン」も健在だ。
総菜・ベーカリー売場には、グループオリジナルの総菜や弁当、各種コンテストで受賞した商品、店内焼き上げピザコーナーなど多種多様な品ぞろえを行う。なかでもベーカリーでは「塩パンサンド」に注力しており、「あんバター風味」(税別179円)といった流行りのフレーバーも取りそろえる。
足元商圏のファミリー層向けに駄菓子のラインアップも充実。子ども用の小さなカゴも駄菓子コーナー付近に設置した。
なお、今回の新店は、「生鮮市場TOP!」としては43店舗目、埼玉県では20店舗目。マミーマート全体の店舗数は計93店舗となった。
■生鮮市場TOP!川口柳崎店
営業時間:9時~21時
所在地:川口市柳崎1-22-4(minanoba川口1階)
売場面積:2013.31m2(609.03坪)
アクセス
公共交通機関:JR武蔵野線「東浦和駅」より徒歩19分(1.5km)
車:東京外環道「川口西IC」から車で約5分(1.8Km)
駐車台数:209台(平面25台、屋上184台)
取材・執筆 古川勝平
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。






