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ならファミリー/55億円を投じ、2016年秋にリニューアル

日本リテールファンド投資法人は10月14日、奈良市の商業施設「ならファミリー」を、2016年秋に55億円を投じ、リニューアルオープンすると発表した。

リニューアル対象区画は本物件全体の賃貸可能面積約2万5700坪(8月末現在)の内、既存専門店区画の1階から4階部分と3階、4階の専門店ゾーンの拡大を含めた合計3780坪を予定する。リニューアル後の目標年商は480億円。

<リニューアルイメージ(吹き抜け広場)>
リニューアルイメージ(吹き抜け広場)

ならファミリーは、近鉄奈良線大和西大寺駅徒歩2分に位置し、延床面積約11万m2、近鉄百貨店とイオンを核として約120の専門店からなる商業施設。投資法人は2003年3月に物件を348億7500万円で取得した。

<リニューアルイメージ(共用通路)>
リニューアルイメージ(共用通路)

開業時は、約600億円の年間売上を有し、奈良県下一番店としての地位を確立していたが、その後の近隣の郊外型ショッピングモールの開業等による既存GMS・専門店の顧客の流出、大阪・京都の大型商業施設の開業などによる既存百貨店の顧客の流出があったと考えられ、投資法人取得後において小規模なリニューアルは行ってきたものの、2014年度の売上高は約400億円に留まった。

施設のポテンシャルから、リニューアルをすることで、百貨店と連続性のあるテナント構成で専門店を構築し、かつ施設内環境を刷新することで郊外型商業施設からハイクオリティな商業施設への転換を図り、これまで大阪や京都など他の都市部や、近隣の郊外型ショッピングモールへ流出していたと考えられる顧客を引き戻し、奈良県下一番店としての地位を更に強化させることが可能であると判断した。

テナント入替えを計画するに際し、郊外型商業施設を志向した現状のテナント構成を維持した状態では、競合環境の中で更なる売上改善は難しいと判断した。

今回、テナント構成を大きく見直し、百貨店との連続性を重視した高感度なセレクトショップテナントや集客力ある大型テナントを誘致することで、ハイクオリティ商業施設としての競争力を強化する。

拡大した専門店ゾーンには複数の大型テナントの誘致を予定しており、更なる集客力の向上を見込んでいる。

リニューアルにより、吹抜け広場を含む共用部の内装デザインを全面的に見直し、ハイクオリティ商業施設に相応しい館内環境を新たに構築する。

現状の店舗区画についても大きく変更し、中長期的なテナントの代替性・継続性を意識した区画と共用通路へと再編する。

施設概要
所在地:奈良県奈良市西大寺東町2-4-1
土地面積:2万9342.59m2
延床面積:11万5707.41m2
取得価格:348億7500万円
不動産賃貸事業利益:18億2100万円

■ならファミリー
http://www.narafa.jp/

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