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新型コロナウイルス/市役所・行政・WHOなどを装い消費者トラブル発生

2020年03月26日 16:00 / 行政

国民生活センターはこのほど、新型コロナウイルスを口実にした消費者トラブルが発生していると注意喚起した。

「市役所職員を名乗った不審な電話がかかってきた」「行政からの委託で消毒に行くという電話がかかってきた」「不審なマスク販売広告メールがスマートフォンに届いた」「マスクを無料送付するというメッセージがスマートフォンに届いた」「新型コロナウイルス流行拡大の影響で金の相場が上がるとして、金を買う権利を申し込むように言われた」といった事例が報告されている。

そのため、「市役所などの行政機関の職員を名乗るあやしい電話や心当たりのない送信元から怪しいメールやSMSが届いても、反応しない」「新型コロナウイルスに便乗した悪質な勧誘を行う業者には耳を貸さない」といった対応を呼び掛けている。

不審に思った場合や、トラブルにあった場合は、最寄りの消費生活センターなどに相談できる。今後、新たな手口の勧誘が行われる可能性があるため、少しでもおかしいと感じたら早めに相談して欲しいという。

なお、日本WHO協会も、新型コロナウイルスに関して、日本WHO協会を装った詐欺の報告を公表している。

静岡県袋井署の事案で、日本WHO協会の職員を装い、「コロナウイルスの患者が出たので調べている」として検査費用の名目で現金をだましとろうとしたという。

日本WHO協会とは全く無関係な事案で、また、新型コロナウイルスの検査を協会が行うこともない。今後、新たな手口の勧誘が行われる可能性があるため、少しでもおかしいと感じたら早めに最寄りの消費生活センターなどに相談して欲しいという。

■消費者ホットライン
TEL:188
局番なし「188(いやや)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3ケタの電話番号

■国民生活センター 新型コロナウイルス感染症関連
http://www.kokusen.go.jp/soudan_now/data/coronavirus.html

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