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ワタミ/「焼肉の和民」東海地区に初出店、12月は愛知県内に3店舗

2020年12月02日 14:50 / 店舗

ワタミは12月1日、愛知県名古屋市に中京地区1号店の焼き肉店「焼肉の和民」名駅4丁目店を出店した。また、新店を皮切りに12月には愛知県内で計3店舗を出店する。

同社は、外食事業における新たな基幹事業・新ブランドとして、高品質な焼肉をリーズナブルな価格で提供する焼肉業態「焼肉の和民」の展開を始めた。居酒屋チェーンから焼肉店チェーンへの転換を加速。2022年3月期末には120店舗の出店を予定している。

<焼肉の和民>
焼肉の和民

「焼肉の和民」では、独自開発したオリジナルのブランド和牛「和民和牛」を提供する。同社によると「牛本来の旨味やアミノ酸が豊富に含まれた、低脂肪・低カロリーのヘルシーな和牛」という。

また、ワタミグループの仕入れ力と生産性の向上によって、安心安全な肉を手頃な価格で提供する。例えば、看板メニューと位置付ける「ワタミカルビ」は、希少部位にこだわり抜き、バランスのタレで味付けしながらS サイズで390円という価格に設定。食べ放題のコースは、2880円、3480円、4380円と3つを用意した。

フードのグランドメニューは、「和民カルビ」「和牛上カルビ」「極厚牛タン」などのお肉のほか、サイドメニューを含めて全140品。

ラーメンやサラダ、デザートなど、焼き肉以外のサイドメニューも充実させた。アルコール類などのドリンクメニューは全80種類をそろえる。

<ワタミカルビ>
メニューの一例

同店ではコロナウイルス禍のニューノーマルを見据えた非接触型飲食店の対応策を導入していることも特徴の一つとなっている。料理やドリンクといったメニューは「特急レーン」に乗って運ぶ。

また、料理配膳ロボットを導入。ロボットは配膳と下げ膳を担当させて、顧客が従業員と接触する率を減らす。この取り組みで、従来の居酒屋業態に比べて接触する接客を最大80%削減。ホール業務の効率化と新型コロナウイルス感染拡大防止策を徹底する。

さらに、最新の排煙・空調設備の導入により、3分に1回、店内の空気の完全入れ替えを行っており、安全安心な環境で食事を楽しめるという。

<客席>
客席

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、厳しい状況におかれる外食産業のなかで、新しい生活様式(ニューノーマル)下での外食ニーズの変化に対応できる新しい業態への転換が求められている。

ワタミでは、自社の看板としてきた居酒屋業態から順次、新業態の「焼肉の和民」に転換。駅前好立地を強みとする「焼肉の和民」を中心にした焼肉事業を今後は居酒屋業態に替わる自社の主幹事業と位置付けて展開する。

■店舗概要
店舗名:「焼肉の和民」名駅4丁目店
開店日:12月1日
所在地:愛知県名古屋市中村区名駅4-4-34 タクトビル6・7階
客席数:138席

店舗名:「焼肉の和民」東岡崎駅前店
開店日:12月16日
所在地:愛知県岡崎市明大寺本町4-11 えきまえPENビル1階
客席数86席

店舗名:「焼肉の和民」本山駅前店
開店日:12月25日
所在地:愛知県名古屋市千種区四谷通1-2 キャトゥル本山ビル1階
客席数76席

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