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イオン九州/オフィス向けキャッシュレス無人店舗「スマートNICO」開始

2021年05月14日 14:45 / 店舗

イオン九州は5月14日、オフィスに居ながらキャッシュレス決済で買い物ができる無人店舗サービス「スマートNICO(ニコ)」を開始したと発表した。

4月30日に西部ガス情報システム(福岡県福岡市)でサービス提供を開始し、5月24日には九電工(福岡県福岡市)にもサービスを提供する予定だ。

<西部ガス情報システムのスマートNICO>
西部ガス情報システムのスマートNICO

スマートNICOは、オフィスに設置し、菓子やカップ麺・飲料・文房具などを手軽に買い物できる「一番近くて便利なお店」。外出にかかる時間や天候を気にせず、好きな時間に購入できる。

人気の商品や新商品、季節に合わせた商品など、イオンショッパーズ福岡店(福岡県福岡市)から商品を供給し、設置場所の利用者に合わせた品ぞろえを提案する。要望に応じて冷凍食品(ワンプレート弁当・パスタ)・アイスクリームなども導入できる。

決済方法は、セルフレジで、キャッシュレス決済に対応する。商品を選び、セルフレジで商品のバーコードを読み取り、画面で商品を確認し、購入ボタンを押し、購入方法を選択すると、交通系電子マネーまたはPayPayで決済する。

電源が確保できる場所であれば、サービスの提供・利用が可能で、初期費用や月額費用は無料となっている。また、商品の補充などはイオン九州の担当者が行うため、設置企業・団体による管理・メンテナンスは不要となる。

専用棚とセルフレジを設置した現金管理を行わないキャッシュレス店舗なので、約3.3m2から設置できるのが特徴。また、売上金額の0.1%をオフィスのある地域の自治体を通じて寄付する仕組みになっており、地域の幸せに貢献できる。

イオン九州は「スマートNICO」を通じて、オフィス・病院・工場などで働く人々に便利に・快適に、時間を有効活用して買い物ができる環境を提供し、職場内の快適性・利便性向上と地域貢献に努めるという。

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