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東急不動産/代官山に住宅・オフィス・商業複合施設、基本設計は隈研吾氏

2021年05月17日 16:10 / 店舗

東急不動産は5月17日、渋谷区代官山町にて推進している新たな複合施設「(仮称)代官山町プロジェクト」の新築工事に着手したと発表した。

<(仮称)代官山町プロジェクト>
代官山町プロジェクト

計画地は、代官山駅至近であり八幡通り・代官山通りに面すフラッグシップ性のある立地に位置している。新施設は、賃貸住宅、オフィス、商業施設で構成する複合施設。「暮らす」「働く」「遊ぶ」の異なるシーンがシームレスに融合する「新しいライフスタイル」を提案する。2023年秋、竣工の予定だ。

<「暮らす」「働く」「遊ぶ」シームレスなフロア構成>
「暮らす」「働く」「遊ぶ」シームレスなフロア構成

世界的に有名な建築家・隈研吾氏がデザイン設計を手掛け、緑あふれる様々な形状の小さな木箱を積み上げたデザインを採用。「街の緑につながり、木々が織りなす木漏れ日からひとりひとりの暮らしが垣間見える、木々の成長と共に変わりゆく時代に寄り添う新しい拠点の姿」を目指す。

コロナ禍を受けて、新しい生活様式が広がり、人々の価値観やライフスタイルも変容しつつあることを受け、働き方・働く場所の多様化、消費活動への変化に対応。同社は、これからの時代に求められる複合施設は「異なる用途が存在する」ことだけでなく、「各用途が融合し、施設全体で拡張した暮らしの選択肢を提供する」ことが必要だと考えた。

賃貸住宅に加えオフィス・商業施設を計画し、個々の用途にこだわらず施設全体が生活の場となるような、「暮らす」「働く」「遊ぶ」がシームレスに融合するスタイルを創出していく。

<八幡通りから緑豊かな中庭を経由するアプローチ>
八幡通りから緑豊かな中庭を経由するアプローチ

代官山駅至近という利便性の高い立地にありながらも、緑豊かな街並みに合わせ、屋内にも屋外にも豊かな緑を取り入れて彩を加えることで、心地よい生活シーンを提供する。

■(仮称)代官山町プロジェクト
住所:東京都渋谷区代官山町119
敷地面積:約4084m2
延床面積:約2万1875m2
構造規模:鉄筋コンクリート造 地上10階、地下2階
用途:賃貸住宅、店舗、事務所、駐車場
基本設計:隈研吾建築都市設計事務所
実施設計:竹中工務店・東急設計コンサルタント 共同企業体
施工者:竹中工務店
竣工:2023年秋(予定)

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