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メロウ/ビビッドガーデンと移動型の八百屋「食べチョクカー」開始

2021年09月10日 14:00 / 店舗

Mellow(メロウ)は9月10日、企業の移動販売事業を支援するサービス「店舗型モビリティ導入プラン」を開始した。第1弾として、産直通販サイト「食べチョク」を運営するビビッドガーデンと連携し、移動型の八百屋「食べチョクカー」を10月から始める。

<食べチョクカー(イメージ)>

「食べチョクカー」は、生産者から直接仕入れた野菜などのこだわり食材をマンションの敷地内で販売する。営業は都内2~3カ所のマンションなどで10月から3カ月間の期間限定で行う。販売場所は順次拡大していく予定。サービス開始に先立ち、運営メンバーの募集も開始した。

オンラインとオフラインの連動も実施。利用者は食材を購入した場合、同時に受け取るQRコードで後日、同じ生産者から「食べチョク」で買い物ができる。また、生産者から直接仕入れたおすすめの食べ方やこだわり情報を受け取れる。

<「食べチョクカー」の仕組み>

「食べチョクカー」は、1個単位から商品の購入が可能。そのため、メロウとビビッドガーデンでは、実際に商品を見て少量から試して、納得してから、「食べチョク」で購入することで、これまでインターネットで購入することに抵抗があった人でも、ネットで買い物をする体験の機会が得られるとしている。

また、マンションや公園・商業施設などといった生活の場所の近くで、こだわり食材を直接見て買う体験や、遠出せず混雑がない場所で買い物ができる利便性、スーパーなどの既存流通では見かけない専門店や高級飲食店などに卸される生産者のこだわり食材を提供できるという。

<「企業向けモビリティ導入プラン」のイメージ>

「食べチョクカー」で利用するメロウの「企業向けモビリティ導入プラン」は、移動販売事業に必要なハード、ソフトをワンパッケージで提供するプラン。サービスには企業に最適な店舗型車両のリース、オフィス街やマンション、商業施設、公園といった出店ロケーション調整などが含まれる。

メロウは、モビリティを活用した空地活用事業やフードトラック関連サービスなどを手がけるベンチャー企業。今回の取り組みを通じて「店舗型モビリティ導入プラン」の利用拡大を狙う。

一方、ビビッドガーデンでは、「食べチョク」の利用者の約48.3%を占める一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)に在住するユーザーの「高品質な食材が身近で購入できない」「自宅からスーパーまで遠い」といった買い物の課題解決を図るとともに、生活に入り込んだ場所で産直食材に触れる機会を提供することで、生産者のファン作りにつなげるとしている。

■食べチョク
https://www.tabechoku.com/

■「店舗型モビリティ導入プラン」問い合わせ先
https://form.asana.com/?hash=f81fe23dfc1db553162a2bc5b37eef98652e07acdf297e7ae4d8d114366f8fef&id=1167285055022012

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