二子玉川ライズS.C./25年売上高457億円越え、3年連続で過去最高を更新
2026年04月08日 14:01 / 店舗
東急モールズディベロップメントが運営する二子玉川ライズ・ショッピングセンター(二子玉川ライズS.C.、東京都世田谷区)は、2025年度(2025年4月~2026年3月)の全館売上高が457億5600万円(前年度比5.2%増)となり、3年連続で過去最高を更新した。
来館者数は2923万人(1.5%増)となっている。
2025年度は、アウトドア・スポーツカテゴリや体験型コンテンツの好調により、来館目的の多様化と滞在時間の向上が見られた。さらに、駅直結立地を活かした日常の寄り道需要の促進に加え、年間約200件のイベント開催や新店舗オープン・リニューアルによる回遊性向上などが売上を押し上げたという。
具体的な好調要因として、まずは新店舗オープン・リニューアルによる回遊性向上が挙げられる。2025年度は話題性の高いブランドの新規出店や既存店の刷新により、来店層の広がりとフロア内の回遊性向上につながった。新ブランドの導入が施設全体の鮮度を高め、同一フロア内での買い回り促進にも寄与している。
タウンフロント3階にオープンした「ラコステ」は、若年層やオフィスワーカーなど客層の広がりに直結。プロパー商品の販売も好調に推移し、リピーターも堅調に増加している。さらに、同フロア既存店舗との親和性の高さから買い回りも生まれ、フロア全体の売上拡大に寄与した。
同フロアには「マンハッタンポーテージ」もオープン。トレンド感のあるブランドイメージや商品ラインアップ、そして店舗内装や商品構成を新規モデル中心としている点が支持を集め、来店の後押しとなっている。商品面では、女性客やファミリー、ワーカー層を中心に普段使いに適したバックパックが好調。加えて、ハイエンドラインであるブラックレーベルの売上も伸長したという。
テックウェア需要の拡大を背景に、スポーツ・アウトドアカテゴリ関連店舗の売上も伸長。2025年度は、新店「サロモン ストア」、既存店「アークテリクス」、「オッシュマンズ」の計3店舗を主軸に、ランイベントや人気シューズの試し履き、親子向けワークショップを展開した。
主軸となる3店舗では、商品力に加え、イベントや売場刷新を通じた顧客接点の強化により売上が伸長している。「サロモン ストア」では、シューズを中心に国内顧客からの支持を獲得。「アークテリクス」では、在庫の安定確保を背景に支持が広がった。「オッシュマンズ」では、オープン14年目を機に全面改装を実施(25年3月)。カテゴリー別レイアウトへ刷新し、品ぞろえを強化している。
そして体験型店舗となる「PLAY!PARK ERIC CARLE」と「109シネマズ二子玉川」では、体験価値の提供を通じて来館動機の創出につなげた。両施設ともに、買物に加えた「体験」を目的とした来館の増加に寄与し、滞在時間の向上や館内回遊の活性化につながっているという。
また、物価高が続く中でも、日常生活に欠かせない食品分野は堅調だった。駅改札に近いステーションマーケットの食品フロアでは、日常使いの拡大により日常来館が安定的に推移し、施設全体の売上基盤を支えている。
地下1階の「東急ストア」では、通年で売上前4~8%増と好調を維持。12月には過去最高売上を更新した。客数が3~8%増えたことに加え、青果や夕刻以降の総菜カテゴリが好調に推移。売上の伸長につながった。
同フロア全域に広がる「東急フードショー」では、2025年10月に一部売場を改装。11月は創業祭や「いい肉の日」などの販売促進企画の実施により売上6.8%増、12月はクリスマス商戦の好調により3.8%増と伸長し、過去最高売上を更新した。毎月25日にポイントアップを実施する「フタコの日」などの東急カード会員向け施策も売上増加に寄与している。
■二子玉川ライズ・ショッピングセンター
所在地:東京都世田谷区玉川2-21-1
開業日:第1期事業 2011年3月19日、第2期事業 2015年4月24日
営業面積:約5万5000m2
テナント数:約170店舗
アクセス:東急田園都市線・大井町線 二子玉川駅直結
公式サイト:https://www.rise.sc/
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