ツルハHD/3年で450店舗オープン、ドラッグ&フードは400店舗体制へ

2026年04月10日 11:57 / 店舗

ツルハホールディングスは2027年2月期から3年で、累計450店舗出店する。

4月9日発表した中期経営計画で明らかにしたもの。

2026年2月期時点で国内は5676店舗、3年で220店舗純増させ、2029年2月期末には5896店舗となる見込み。

現在、ウエルシア薬局で取り組んでいるドラッグ&フード型店舗の出店も加速する。

ウエルシア薬局の店舗中心に、3年間で400店舗まで拡大する計画。食品売上高25%増に加え、客数10%増の底上げを目指す。

食品強化による来店頻度の向上とともに、ヘルスケア、化粧品への送客を組み合わせることによって、売上利益の最大化を図る。

桐澤英明取締役は、「ドラッグ&フードは、大前提として、スーパーマーケットと真っ正面から競っていくモデルではない。フルラインの食品SMではなく、毎日の普段の買い物で必要な日配や生鮮、時短ニーズの商品がそろう店を目指している。SMとは当然食品でカニバル部分があるが、狙っているところは違う。そしてイオングループの食品の強みを生かし、協業していく」と説明した。

<桐澤英明取締役>
桐澤英明取締役

また、同日開催されたイオンの決算説明会で、吉田昭夫社長も新生ツルハHDのドラッグ&フード戦略に期待をのぞかせた。

「地方都市では医療不足を含め、生活インフラとしての機能がドラッグストアに求められており、食品の充実が欠かせない。食品を引き上げることで集客力を高め、店舗の収益性向上を図る。昨年7店舗食品強化モデルをオープン。活性化前後で食品売り上げ単体では32%増、店全体で16%増、客数17%増と伸びている。本年度250坪以上の100店舗を対象に、このモデル導入を進めていく」。

なお、ツルハHDの新規出店エリアは、今後の人口動態を踏まえ、都市部郊外、特に関東圏・近畿を強化していく。

全国6ブロック制体制を構築し、権限委譲によるスピード経営を実施。これにより、地域特性に応じた柔軟な出店を可能とし、競争力を高めたい考え。

売り場面積は200坪~300坪を想定している。

3年で1500店舗超の改装も実施する。従来、店舗投資額における改装の割合は15%程度だったが、30%まで引き上げる。

取材・執筆 鹿野島智子

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