はなまるうどん/赤坂一ツ木通り店を肉特化型店舗にリニューアル、総重量1kg「爆坦々」登場
2026年05月12日 14:53 / 店舗
吉野家ホールディングスのはなまるは5月13日、はなまるうどん赤坂一ツ木通り店(東京都港区)を、肉特化型店舗「はなまるうどん肉店」にリニューアルオープンする。12日、メディア先行お披露目会を開催した。
香川県内で好評を得た、肉に特化した新業態「肉店」が本州に初上陸する。同業態は、はなまるうどん創業25周年を機に、2025年より香川の既存店で開始した「おいでまい!さぬきプロジェクト」の一環でスタートしたもの。同企画では、讃岐うどんの本場・香川県で新業態を導入し、讃岐うどんの「個性と多様性」を探求。そこで支持を集めたものを全国に発信する取り組みを推進している。
このうち「肉店」では、あっさりとした讃岐うどんに、肉の旨味やボリューム感といった要素を掛け合わせた。肉店1号店(高松兵庫町店)では、讃岐うどん激戦区の香川で「ガッツリ」を求める若年層男性の支持を獲得。ボリュームや麺の美味しさが顧客から評価されたという。
今回の赤坂一ツ木通り店リニューアルは、1号店での取り組みを起点に、その価値をより多くの人に届けるための新たな一歩としての位置づけ。まずは店舗外観を存在感のあるデザインに刷新し、大型ビジュアルで看板メニューを大胆に掲出した。高松の1号店同様、インバウンドの集客も見込む。
赤坂一ツ木通り店を全国2店舗目の肉店に選んだ理由について、前田良博社長は「都内にビルインは結構あるが、その中でも結構客層がばらけているということと、女性のお客様が割と多い店だった。そういった事情から、幅広いお客様にこのお店をまたご評価いただけると思い、この店を選んだ」と説明する。
肉を扱うメニューについては、吉野家ホールディングスの仕入れ力を活かしてコストを抑え、リーズナブルな価格で大容量を実現したという。「肉に関しては、質も量も価格も比較的優位性があると思っている」と前田社長は話す。
最近、「背徳グルメ」や「ギルティ消費」といった高カロリー商品が話題を集めている。だが、はなまるの商品設計は、単なる大盛りというわけではない。
「非常に盛り盛りになっているが、ベースは讃岐うどんだから、和風の出汁であっさりしている。ギルティ消費で流行っている脂ギトギトの商品と比べると、あっさりと完食できるような設計にした。そういう意味では日常的に、たまに食べて頂けるメニューだと思っている」(前田社長)。
こってりしているのに、あっさりとした味も楽しめるのが、はなまるうどん肉店限定メニューの特徴。ファミリーで一杯の大盛りうどんを取り分けて利用するシーンも想定するなど、あらゆる客層の来店が期待できる形で大盛りメニューを開発した。肉店の今後の展開は未定だが、「ファミリーが来てくれる郊外の店もチャレンジしてみたい」と前田社長は語る。
今回、中サイズで総重量約1kg・肉総重量約340gという圧倒的なボリュームで仕上げた新商品「爆担々」(中サイズ税込1380円、大1600円)が登場。長年、はなまるうどんで顧客から支持されてきた自信作「冷やし担々」をベースに開発した新たな看板メニューとなる。コンセプトは「煩悩開放」。赤坂一ツ木通り店のリニューアルにあわせて、全国の通常店でも期間限定で販売するという。
一方、爆担々のもとになった夏季の定番品である「冷やし担々」は、例年よりも販売期間を拡大。今年は、通例であった夏限定の販売ではなく、「春夏秋」の3シーズン楽しめる新定番のレギュラーメニューとして展開する。
肉を主役に据えた、同店限定の肉うどんも販売。「三種の煮込み肉まみれうどん」(中1480円、大1700円)は、牛・豚・鶏の旨味を一度に楽しめる煮込みうどん。仕上げの卵と絡めて、濃厚で背徳感にあふれた一杯を楽しめるという。
キムチや韓国海苔を合わせたビビンバ風の一杯も登場。「韓国風牛肉ぶっかけ」(中1280円、大1500円)は、ピリッとした辛さとコク深い味わいが絡み合い、一口ごとに食欲を刺激する。
このほか、黒コショウをしっかり効かせたスパイシーなかしわ天を7個も乗せた「黒胡椒かしわ天ざる」(中980円、大1200円)や、カレーライスとカレーうどんを一度に味わえる「かしわ天カレーライスうどん」(1180円)なども取り扱う。
■はなまるうどん肉店(赤坂一ツ木通り店)
所在地:東京都港区赤坂3-19-9 ORANGE BOX 1階
取材・執筆 古川勝平
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店内入口付近
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高松出身アーティストによる壁画
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