平和堂/平松社長「富山県でドミナント強化、富山掛尾店の滑り出し好調」
2026年10月02日 14:04 / 店舗
平和堂は、富山県富山市・高岡市といった人口減少の緩やかな都市でのドミナントを強化する。
10月2日都内で開催された決算説明会で、平松正嗣社長が明らかにしたもの。
同社は、滋賀県の堅田・南郷で新規出店によるドミナント強化を進めている。同様に、商業施設「アル・プラザ」を展開している北陸でも、地域で「アルプラ」と親しまれているブランド力を生かし、「HOP経済圏」の拡大を図る。
「北陸は人口減少が進んでいると考えていたが、富山市・高岡市など中核都市では減少が緩やかだ。週末利用が中心のアル・プラザだけでなく、日常の接点を増やす必要もあると考え、スーパーマーケットを富山県でも展開する」という。
9月18日には、富山県富山市にスーパーマーケット「アルプラフーズマーケット富山掛尾」をオープン。26年ぶりに富山県へ出店した。
地域で知名度の高い「アルプラ」を生かし、屋号は「アルプラフーズマーケット」を採用した。
同社は、商品面では生鮮強化を進めており、新店舗は生鮮比率が約60%となっている(通常の店舗では生鮮比率は約47%)。鮮魚の対面売り場を減らした時期もあったが、現在は対面売り場を増やし、人材教育にも力を入れている。
平松社長は「他社でも鮮魚を強化しており、お客さまから『鮮魚が良いスーパーは、良いスーパー』という評価を得ている。富山掛尾店では対面売り場に販売員を配置し、まるで魚屋に買い物に来たようなライブ感を楽しんでいただける」と話した。
開店から約2週間、同店の売り上げは予算をクリアし、滑り出しは上々のようだ。
また、11月下旬、富山県高岡市に「アルプラフーズマーケット高岡」を出店予定。
今後の出店について平松社長は「現在出店している二府七県以外への進出は考えておらず、既存のエリアを深掘りする。新店出店だけでは物価高や進出のスピードの限界があるので、同業との業務資本提携も検討したい。川上の製造分野でも同様に(提携を)模索中だ」との見解を示した。
取材・執筆 鹿野島智子
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