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良品計画/横浜市と連携に関する協定を締結

2021年05月13日 10:50 / 経営

無印良品を展開する良品計画は5月12日、神奈川県横浜市と「横浜市と株式会社良品計画による感じ良い暮らしと社会の実現に向けた包括連携協定書」を締結したと発表した。

良品計画は、「感じ良い暮らし」「感じ良い社会」の実現を目指し、各自治体や地元住民が主役となって、それに無印良品が巻き込まれる形で地域を活性化していくさまざまな取り組みをすすめている。また、地域に開かれた店舗運営を通じて人と人、人と自然、人と社会をつなぐ場となることを目指している。

横浜市は、日本の市区町村の中で最も多い約378万人を有する政令指定都市。中心部には商業地が広がる一方で、市の大半は閑静な住宅地や近郊農業地帯であり、大規模団地など集合住宅の老朽化や少子高齢化の急速な進展など、都市共通の課題も見られる。横浜市はこれまでも、中期計画の基本姿勢である「SDGs・オープンイノベーション・地域コミュニティ」の視点に立ち、これら課題の解決につながる取り組みを進めてきた。

横浜市と良品計画は、これらの取り組みをさらに発展させることを目指し、地域活性化や地域課題解決に寄与することを目的とした協定を締結した。

「無印良品 港南台バーズ(横浜市港南区)」の関東最大店舗への増床リニューアルオープンにおいても、生産者とお客をつなぐ青果売場の展開や、地元で活躍する人々によるマルシェの開催などを予定している。無印良品 港南台バーズを含む市内18の無印良品店舗を軸に、今後、双方の強みや資源を生かし、「食と農」「資源循環」「くらしのサポート」「まちの再生」の多様な分野で具体的な取組みを進める。

協定により、「環境に配慮したスマートな暮らし」の実感、「食と農」を実感できるイベントなどを実施。「シニアライフ」の支援を提案し、「公共的な場づくり」の研究・実証を行う。

また、「公共的な場づくり」の研究・実証をし、「地域のコミュニティセンター」としての役割を実現するという。

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