ハウス食品/福島の新工場を本格稼働、小ロット生産で業務用レトルトの拡販目指す
2026年06月01日 16:10 / 経営
ハウス食品グループの生産会社であるハウス食品グループ東北工場は6月1日、福島県福島市の新工場を本格稼働させた。
ハウス食品グループで東北エリアに工場を新設するのは今回が初めて。新工場は、業務用事業の拡大や収益力強化へ貢献するための重要な拠点と位置づけているという。
ハウス食品は現在、加工技術を軸に競争優位性を高めるべく、成長領域へ経営資源投下の集中を進めており、業務用事業を成長ドライバーの1つとしている。
業務用は顧客チャネルが多岐に渡り、競争力強化を図るためには個別的ニーズに対応する必要があることから、新工場では多品種変量生産を可能にする新製法ラインを導入。近年、需要が高まっている業務用レトルト食品のニーズに対応した。
従前に比べ、より小ロット生産に適した製法や設備での製造を行うことで生産性を高め、新規ユーザーの獲得や販路拡大を目指す。これにより個別的ニーズに対応するという「非効率」を効率化する事業モデルを実現し、業務用事業における成長を図りたい考え。
特にグループで業務用製品の企画開発・販売を担うハウスギャバンとのシナジーを発揮させ、外食レストランチェーンから個店までの料飲店や、中食、食品加工業、給食、ケアフード事業など、多様な顧客ニーズに対して、スピードとフレキシビリティを兼ね備えた生産体制を実現する。
また、ハウス食品グループの研究開発・技術を活用し、家庭用製品の製造も含めて、さまざまな製品展開を行っていく。
■新工場概要
所在地:福島県福島市佐倉下字一本杉1-1
着工:2024年7月
本稼働開始日:2026年6月1日
生産品種:レトルト食品、成型容器食品、ペースト調味料
建屋:敷地面積3万996m2/建築面積(製造棟のみ)5994m2
設備投資額:68億円
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