イトーヨーカドー、ヨークフーズ/「スマドリマスター」資格者によるノンアル提案を全国で開始
2026年08月03日 12:00 / 経営
イトーヨーカ堂は8月3日、アサヒビールが認定する「スマドリマスター」の資格を取得した従業員による接客および売場提案を、イトーヨーカドー、ヨークフーズなどの店舗で開始した。
アサヒビールは現在、酒を飲む人も飲まない人も、お互いが尊重し合える社会の実現を目指す考え方「スマートドリンキング(スマドリ)」を推進している。
近年、健康意識の高まりやライフスタイルの多様化を背景に、ノンアルコール・低アルコール飲料市場が拡大。イトーヨーカドーでは、顧客の価値観や飲用シーンに合わせた提案力の向上を目的に、酒売場担当者を中心に「スマドリマスター」の資格取得を進めてきた。
「スマドリマスター」有資格者による接客および売場提案の導入は、全国の小売業で初めて。イトーヨーカドーでは、アサヒビールが実施する「スマドリセミナー」を受講後、認定試験に合格した従業員346名(2026年7月31日時点)がスマドリマスターの資格を取得しているという。
専門知識を習得した従業員が、酒のみならず、ノンアルコール・低アルコール飲料を含む多様な選択肢の中から、顧客それぞれのライフスタイルや健康意識、飲用シーンに応じた商品を提案する。
取り組みの一環として、2026年7月に武蔵境店、立場店、ららぽーと横浜店の3店舗でスマドリマスターによる試飲会を実施。約500名が参加し、ノンアルコール・低アルコール飲料への理解促進や新たな飲用機会の創出につなげた。
あわせて、3店舗のクッキングサポートでは料理とのペアリング提案も実施。これらの取り組みの結果、対象としたノンアルコール飲料の販売金額は前年同期比約50%増、購入者数は約35%増を記録した。なお、対象商品の購入者のうち約20%は、これまでノンアルコール飲料を購入したことのない顧客だったという。
今後は、スマドリマスターの配置店舗を全店舗へ順次拡大する方針。多様なニーズに応じた提案の高度化に向け、試飲会やアンケートで得た顧客の声を生かし、接客や売場提案のさらなる充実を図っていく。
また、8月3日~30日の期間中、ノンアルコール飲料を対象とした販促企画を実施する。
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