セブンイレブン/メーカーなど広告主1000人集めリテールメディア事業の説明会を開催
2026年08月05日 17:45 / 経営
セブン-イレブン・ジャパン(SEJ)は8月5日、リテールメディア事業の説明会を都内で開催した。
「SEVEN-ELEVEN RETAIL MEDIA & DATA DAY 2026」と題した今回の説明会では、出席した約1000人のメーカーなど広告主に対してリテールメディア事業をアピールした。
説明会の冒頭、SEJ取締役常務執行役員の榑谷光生(くれたに・てるたか)氏が登壇し、セブン-イレブンを表す数字として、年間の延べ来店者数73億1700万人、アプリの会員数2900万人に言及。その上で、これまでのBtoC領域の強みを生かして次の領域にチャレンジしていくと語り、次のように意気込んだ。
「これからは本業で作り上げたアセットを活用して、新たな価値を作り上げていきたい。企業の皆様の成長を支援していくようなBtoBビジネスにチャレンジする。その中で最も期待しているのが、リテールメディアになる」
リテールメディア事業を今後けん引していくのが、7月に設立した電通とサイバーエージェントとの共同出資による合弁会社「セブン-イレブン・アドコネクト」。榑谷氏は合弁会社設立の狙いをこう述べる。
「国内の店舗数、接点というアセットを活用するとともに、電通の顧客体験設計やプランニングの知見、そしてサイバーエージェントの持つAIを活用した広告技術の知見。これらを合わせて、リテールメディアをさらに大きく推進していく」
リテールメディア事業推進の一環として、セブン-イレブンの店舗ではデジタルサイネージの設置を急ピッチで進めている。現在3700店舗に設置しているが、東海・関西エリアにも拡大して5000台の導入を目指しており、2026年度中に合計8700店舗まで設置する計画だ。
さらにもう1つの取り組みとして、7月31日に発表されたセブン&アイ・ホールディングス、ソフトバンクグループ、三井住友フィナンシャルグループとの戦略的パートナーシップの締結を挙げた。
「この中で非常に大きな取り組みが、7iDとPayPayとのID統合。これによって、ID数が約1億IDまで増えていく。これはリテールメディアにおいて非常に大きな効果をもたらすものと考えている」
取材・執筆 比木暁
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