ファミマ/店舗スタッフの資格制度を刷新、新人の早期離職防止と職場への定着を図る

2026年08月27日 13:36 / 経営

ファミリーマートは8月26日、都内で「Fami-FEST.2026(ファミフェス2026)」を開催。今回のファミフェスでは、「コンビニではたらく」をテーマに、店舗で働く従業員の離職防止や定着に焦点を当てた取り組みも紹介された。

谷口賢二氏が話している様子

「ファミフェス2026」に登壇した谷口賢二氏

ファミマ店舗オペレーション支援本部長の谷口賢二氏によると、加盟店で働く店舗従業員の早期離職が課題となっている。同社のアンケートでは、離職者の約40%が半年以内に離職しており、そのうち57%が2カ月以内に離職しているという。

こうした状況を踏まえ、同社は新人従業員が早く職場に馴染めるようサポートを強化する。その鍵となるのが、資格制度の見直しだ。

ファミマでは、全店共通の資格制度「ストアスタッフトータルシステム(SST)」を設けている。「ファミマ スタッフ」から始まり「ファミマ スター」「ファミマ サブトレーナー」「ファミマ トレーナー」「ファミマ マスター」といった5段階で構成されている。

この制度を5月に大幅刷新した。「ファミマ スタッフ」「ファミマ スター」の2つの段階を「ベーシック資格」、「ファミマ サブトレーナー」「ファミマ トレーナー」「ファミマ マスター」の3つの段階を「アドバンス資格」とした。この狙いについて、谷口氏は次のように説明する。

「ベーシック資格の目的は『早期離職の防止』。これまでの資格認定は詰め込み式だった。それをやめて最低限のスキルをマスターしてもらい、心理的なストレスを軽減したい。もう1つのアドバンス資格の最大の目的は『定着』。これまで以上に幅広いスキルを習得してもらう。これにより自分自身が店を支えているという実感を持ってもらい、モチベーション向上と定着につなげたい」

こうした方針のもと、従業員の育成方法も変更。教育にかかる負荷軽減を目的に、育成に使う「動画学習コンテンツ」を20本から70本に拡充した。谷口氏は「これによって、教える側と教わる側の双方の負荷を軽減し、教育の質を高めたい」と述べた。

ファミマのファミフェス2026/店舗スタッフの採用・定着を後押し、応募数を1.5倍へ

流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。

メルマガ無料登録はこちら

株式会社ファミリーマートに関する最新ニュース

一覧

経営 最新記事

一覧

ファミリーマートに関する最新ニュース

一覧

コンビニに関する最新ニュース

一覧

従業員に関する最新ニュース

一覧

最新ニュース

一覧