賃上げ2026/UAゼンセン、正社員・パート・契約社員166万人強の賃上げ決定
2026年09月03日 17:17 / 経営
UAゼンセンは9月3日、2026年度の労働条件交渉について、正社員1429組合、パートタイム416組合、契約社員151組合、計166万人強の組合員の賃上げが決まったと発表した。
正社員組合員の妥結総合計は加重平均で1万4870円(4.72%)、パートタイム組合員は72.9円(6.14%)だった(8月1日現在)。
正社員は、額ではUAゼンセン結成以来(2012年)の最高水準となっている。
パートタイムは、額・率ともにUAゼンセン結成以来最高となった。
永島智子会長は「パートの引き上げ率は5年連続正社員を上回り、雇用形態間格差是正が大きく前進した。一方、正社員の妥結率が低下し、連合との格差が広がっていることに非常に危機感を持っている。物価上昇が続く中、働く人の生活を守るため、賃上げの流れを社会全体へ広げていけるよう、引き続き取り組んでいく」と述べた。
また、9月9~10日には第15回定期大会を実施し、2027~2028年度の方針を正式決定する。
現段階では組織拡大、労働条件改善、リーダー教育の強化などを定める予定。
西尾多聞書記長は「26年度は32組合が新規加盟した。新規加盟が30組合を超えたのは7年ぶりで、労働組合のない職場に労働組合を広げられた。次期も、労働組合のない職場に労働組合を作っていく。加えて、雇用形態に関わらず組織拡大を続けていきたい」と説明した。
さらに、松井健労働条件局長は「26年度、300人未満の組合の賃上げ率は、3年連続前年を上回った。しかし、300人以上の組合とは一定程度の差が持続している。次期は企業業績の二極化が見られる中、いかに賃上げを拡大していくのかが課題だ」と話した。
UAゼンセンは、日本最大の産業別労働組合。流通、外食、繊維・衣料、医療・化粧品、化学・エネルギー、レジャー・サービスなど2151組合、196万7129人の組合員が加盟している(2026年9月3日現在)。
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