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丸亀製麺/国内は都心・商業施設内に集中出店

トリドールは6月5日、2015年3月期の主力業態「丸亀製麺」の出店計画を明らかにした。

直近の店舗数は777店で、中期計画では1000店の出店を目標としており、今期も2ケタ出店を継続する。

<出店計画を解説する粟田社長>
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今期の出店は、都心部や商業施設内への出店を重視する。

粟田貴也社長は「既存の丸亀製麺は、店舗数の拡大もあり、自社競合(カニバリ)が起きている。これまでは、郊外ロードサイドでの出店を中心としてきたが、都市部や商業施設内の出店は少ない。国内の外食市場は縮小傾向が続くが、都市部や商業施設内に出店することで、丸亀製麺はまだ成長できる」と語った。

<都心立地の神田小川町店の外観>
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2014年3月期の国内丸亀製麺の既存店前年対比は5.7%減だった。粟田社長は「丸亀製麺は元々、広い商圏で成立する目的来店の店舗であり、店舗が増えることで、自社同士のバッティングが起きている」という。

<神田小川町店の店内>
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既存店の活性化策の実験として、埼玉県ふじみ野市の3店のうち、1店をカフェ業態「コナズ珈琲」に業態転換した。

ふじみ野市にはショッピングセンター内に、イオン大井店、ソヨカふじみ野店、ロードサイド店としてふじみ野店があったが、ふじみ野店を業態転換することで、自社競合の緩和を狙った。

粟田社長は「ふじみ野店は赤字ではなかったが、近接店舗がある商圏で業態転換によるチェーンとしての利益改善を図る実験を行った。コナズ珈琲への業態転換後の店舗実績は好調で、手ごたえを感じている。既存2店の売上は想定したほど上がらなかったが、今後も、自社競合の緩和策として有効だと考えている」と語る。

既存店売上高は前年割れとなっているが、まだ利益が出ている状況で、赤字による閉店はない。今後、赤字に転落する店舗があれば、閉店やスクラップ&ビルドを検討する。

現在の単独店舗の最小面積は28坪で、単独店では30坪程度の物件を想定する。ロードサイド店舗は、客席数が90席、小型店でも40席程度を確保したい考えだ。

客席を除いた調理場だけの面積は約15坪で、フードコートへの出店は十分に可能。フードコートは客席数の制限が少ないため、今後、積極的に出店する方針だ。

都心部では、物件の賃料が高いことや人材確保のコストや時給などが地方と異なるため、早急な展開は難しいという。

粟田社長は「ロードサイド型店舗は、いつどんな競合が現れるか想定が難しいが、ショッピングセンターは店ぞろえが決まっており、うどん専門店としての運営しやすい。今後の成長戦略の一環として、うどんを作る粉を起点に、天ぷら、ラーメン、パンケーキとった業態の開発も進めている」という。

■丸亀製麺の注文方法
<店内で製麺>
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<お客の目の前で釜ゆで>
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<注目口>
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<天ぷらのトッピング>
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<天ぷらも揚げたてを提供>
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<おむすび・いなりコーナー>
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<最後にネギ・ショウガの薬味をトッピング>
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