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トリドール/郊外型カフェを積極出店

トリドールは5月19日、新業態の「クローバー珈琲焙煎所」などの郊外型カフェを本格展開すると発表した。

<クローバー珈琲焙煎所栗林公園店>
クローバー珈琲焙煎所栗林公園店

クローバー珈琲焙煎所は3月31日、香川県高松市に丸亀製麺を業態転換し、1号店として「栗林公園店」をオープンした。毎日店内で焙煎する挽きたて豆を使った珈琲を、一杯ごとのハンドドリップで提供のが特徴。

店内で小麦粉から作る焼き立てパンを使ったサンドイッチやフレンチトーストを看板メニューとした。

2016年3月期に8店を出店、2017年3月期に25店、2018年3月期に40店を出店する計画で、将来的には年間100店をオープンする体制を目指す。

<注文カウンター>
注文カウンター

主力業態の丸亀製麺は、廉価な食材を店内で加工することで、高付加価値を創造し高収益事業として成長してきた。カフェ事業でも、生豆を店内で焙煎することで、高付加価値を創造し競争力をもった展開を目指す。

<客席>
客席

トリドールはこれまで2013年12月に、カフェ業態として、ハワイアンパンケーキカフェの「コナズ珈琲(Kona’s Coffee)」の1号店「ふじみ野店」を埼玉県ふじみ野市に出店。2014年12月に、大阪府寝屋川市に2号店「寝屋川店」をオープンしている。

両店とも自社競合で売り上げが伸び悩んでいた店舗を業態転換したもので、ふじみ野店は売上が2.4倍、寝屋川店は売上が3.5倍となった。

粟田貴也社長は「寝屋川店は週末は日商100万円を超える日もあり、月商も高い。コナズ珈琲は広域商圏の店舗となっているが、近所のアクティブシニアが来店できる業態として、クローバー珈琲焙煎所を開発した」と語る。

<ハンドドリップでコーヒーを抽出>
ハンドドリップでコーヒーを抽出

コメダ珈琲が600店、星乃珈琲も100店を越え、郊外型カフェの市場規模は拡大していると判断した。これまでは、うどんと同じ「粉」でつくる商品と祖業である「やきとり」とつながりのある鶏肉の業態を新業態としていたが、今回は、コーヒーを前面に打ち出した。

<インストアベーカリーを採用>
インストアベーカリーを採用

粟田社長は「これまでは素材軸をひとつの視点として持っていたが、丸亀製麺の強さは、店内加工によるできたてを提供できる付加価値にある。チェーンオペレーションとは違う、手作り集団、技術集団を生かした業態開発を行う」という。

<店正面>
店正面

丸亀製麺では、できたての商材として、うどんと天ぷらにこだわったが、クローバー珈琲では、コーヒーとトーストの「できたて」にこだわった。生豆を店内で焙煎するほか、インストアベーカリーを採用し、焼き立てのトーストを提供する。

「できたて」という付加価値を打ち出すことで、丸亀製麺と同様な成長業態とすることを目指すという。

店舗概要(栗林公園店)
所在地:香川県高松市室新町972-6
TEL:087-867-3630
営業時間:7時~22時
店舗面積:205.44㎡
席数:86席
駐車場:30台
平均客単価:約900円

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