森永乳業/「ラクトフェリン」にノロウイルス感染の抑制・緩和効果
2013年01月07日 / トピックス
森永乳業は1月7日、乳由来のたんぱく質「ラクトフェリン」の摂取が、ノロウイルスなどのウイルス感染性胃腸炎の抑制や症状の緩和につながるとの見方を示した。
同社の研究により、ラクトフェリンがノロウイルスやロタウイルスなどのウイルスの表面や、感染部位である消化管細胞と結合し、ウイルスが消化管細胞へ感染することを抑制することが分かったという。
ラクトフェリンは、森永乳業などの乳製品で用いられている。同社は1963年にラクトフェリンに関する研究報告を初めて発表して以来、約50年にわたって研究の成果を紹介してきた。