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オーサムストアー/原宿・表参道に1号店オープン

2014年04月16日 / トピックス店舗店舗リポート

生活雑貨ショップoff&onなどを展開するレプハウスは4月17日、原宿・表参道地区に低価格雑貨の専門店「AWESOME STORE(オーサムストアー)」の1号店をオープンする。

<AWESOME STORE 原宿表参道店>
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オーサムストアーは、英語で「すごい」を意味するAwesome(オーサム)を店舗名に採用し、シンプルでスタイリッシュな生活雑貨(ファストライフグッズ)の販売を目指す新業態。

「AWESOME STORE 原宿表参道店」は地下1階、地上1階の2フロア構成で、店舗面積は約100坪。

<1階の全景>
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インテリア小物、キッチン、ダイニング、ステーショナリー、アロマグッズなど、税別40円から商品を販売、中心価格帯は200円~400円。商品のデザインと品質のバランスを重視し、商品価格には、上限も下限も設定していない。

<地下の全景>
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地下にキッチン雑貨、アロマ、インテリア雑貨、ステーショナリー、造花、1階に小物を中心としたインテリア雑貨、一部のステーショナリー、売れ筋商品を展開する。

2フロアの店舗を回遊してもらうため、客動線は地下から開始し、地下売場を抜け、1階に向かい、1階の集中レジで会計する仕組みを採用している。

<地下売場への階段>
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旗艦店の位置づけで、オープン当初は約1500SKUを販売、毎月、100アイテム程度の商品を追加投入し、年内に3000SKUまで取扱アイテムを拡大し、目標年商は5億円。

<地下売場の入口>
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年内にも2、3店の出店を計画し、3年後には30店、売上高100億円の体制を目指す。ブランドの世界感を維持するために、全て直営店で出店し、店舗面積は100坪~150坪を想定する。

<店舗前の道路>
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1号店は、「JR原宿駅」から東京メトロ「表参道駅」をつなぐ大通りで、「表参道ヒルズ」の対面にある「ポール・スチュアート」の旗艦店脇の小道を入ったビルに位置する。

<1階のレジ>
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原宿にある低価格雑貨専門店「ASOKO」と表参道にあるファンライフスタイル雑貨店「Flying Tiger Copenhagen(フライングタイガーコペンハーゲン)表参道ストア」のほぼ中間の立地となる。話題の雑貨専門店が立地するエリアに出店することで、話題性の喚起と店舗間の買いまわりによる相乗効果を狙う。

<堀口社長>
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堀口康弘社長は「外資を含め、異業種も低価格雑貨に参入している。消費税増税もあり生活防衛意識もある中で、100円ショップや300円ショップが根強く支持されている。低価格雑貨を生活に取り入れるライフスタイルが定着する中で、30年以上雑貨を取り扱ってきた当社として、デザインと品質にこだわり、低価格雑貨業態に参入する」と新業態の狙いを説明する。

<地下のインテリア雑貨コーナー>
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また、「低価格であっても、安かろう悪かろうではない品質にこだわった。欧米の雑貨はバラエティ雑貨の要素が強いが、当社はより生活に直結した使いやすさやデザインを重視した。店舗内装も落ち着いた雰囲気のある質感のあるものにこだわった」と他社との違いを解説する。

<地下の食器コーナー>
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出店形態は、路面店のほか、ショッピングセンター、ファッションビル、駅ビルなどを想定。首都圏、近畿圏のほか、福岡、名古屋などの政令指定都市と郊外型SCへの出店を同時に進行させる予定だ。

<地下のキッチン雑貨コーナー>
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全商品の企画・デザインはすべて自社で実施。商品生産は中国・東南アジアを中心とした200社以上の提携工場で直接生産し、検品を行う。約2000坪の自社倉庫での物流体制を採用し、低価格を実現したという。

<地下のステーショナリーコーナー>
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通常の生活雑貨専門店では、1万~2万アイテムの商品を展開し、多品種・少量アイテムで、セレクトショップ的に商品を販売することが多い。レプハウスでは、生産、検品、輸入、物流といったすべての過程を自社で担うSPA(製造小売業)の仕組みを確立したこで、中間マージンコストをなくし、商品価格に反映させたという。

<地下のフォトフレームコーナー>
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堀口社長は「これまで80店の店舗を展開しており、どんな商品がお客さんに受け、どんな価格ならば驚かれるかを把握している。価格競争ではなく、品質、デザインを訴求する。毎月、新商品を投入するが、売れる商品は2年、3年と売れ続ける。定番がいつでも買える安心感も必要だ。定番商品をきちんと作る」と語る。

写真14<1階のステーショナリーコーナー>
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1号店の店舗設計、内装デザインもすべて自社オリジナルを採用し、低価格商品であってもスタイリッシュな空間を演出する。店舗コンセプトは、New York、SoHo地区の街並みやガレージ風の空間を演出した。通路幅も広くとり、低価格雑貨であっても、ゆったりとした雰囲気で買物できる環境を目指した。

<1階のアンティーク雑貨>
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ターゲットはライフスタイルに対する意識の高い女性で、来店客の8割から9割は女性を想定する。

<1階のバス用品>
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堀口社長は「オーサムの名の通り、このクオリティでこの価格と、皆さんに驚いてもらうのが使命だ。理屈はいらない。お客さんに驚きを提供していく」と抱負を語った。

店舗概要
所在地:東京都渋谷区神宮前5-8-7
表参道IIDAビル1階、地下1階
TEL:03-6450-6021
営業時間:11時~20時
交通:JR「原宿駅」から徒歩9分
東京メトロ「表参道駅」A1出口から徒歩3分
「明治神宮前駅」出口4から徒歩7分

■AWESOME STORE
http://www.rephouse.jp/awesomestore/

<地下入口正面のディスプレイ>
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<入口右壁面にマグカップを展開>
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<料理をモチーフとしたマグネット>
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<地下入口左側面>
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<キッチン雑貨のディスプレイ>
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<壁面の食器コーナー>
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<キッチン雑貨売場から見た地下全景>
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<はし売場>
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<造花コーナー>
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<バス用品コーナー>
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<白を基調とした食器コーナー>
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<ティーストレーナー>
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<店舗中央から見たキッチン雑貨の全景>
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<地下中央の様子>
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<ステーショナリーは色別に陳列>
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<樽をイメージした棚でランチョンマットを販売>
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<カーテンも販売>
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<インテリア雑貨の全景>
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<クッションの中材とカバーを販売>
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<地下中央に階段を配置>
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<1階への階段>
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<1階への階段出口>
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<1階の正面入口>
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<1階の壁面ディスプレイ>
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<1階でもステーショナリーを展開>
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<レジ前のディスプレイ>
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<レジ袋>
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<エコバッグも販売>
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5<レジは4台配置>
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