流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





オーマイグラス/ネット通販メガネ店、浜松町に実店舗

2015年12月21日 / トピックス商品店舗店舗リポート

オーマイグラスは12月21日、東京都港区のモノレール浜松町駅ビル2階に「Oh My Glasses TOKYO 浜松町店」をオープンした。

<Oh My Glasses TOKYO 浜松町店>
h My Glasses TOKYO 浜松町店

Oh My Glasses TOKYOは、メガネ・サングラス通販サイトで、国内のメガネ生産の約95%を占める福井県鯖江市産のメガネを中心に、約470ブランド2万3000種類以上の商品を販売する。

メガネ販売では、試着やサイズ合わせが必要なことから、気になったメガネを5本まで、国内送料無料で自宅や店頭に取り寄せることができ、5日間返品無料のサービスを提供する。

検眼やメガネの修理などは、メガネドラッグなど、全国で提携する眼鏡店でも対応している。

<店内>
店内

2014年11月には、初の直営店舗となる「Oh My Glasses TOKYO 渋谷ロフト」を、20代~30代のお客をターゲットに出店した。

浜松町店は、実店舗の2号店で、羽田空港を利用するビジネスマンが多い立地のため、30代~40代のビジネスマンをメインターゲットに設定。OL向けのレディース向け商品も展開する。

<レンズの料金表>
レンズの料金表

フレームのみで5万円以下の商品を中心に展開。屈折率1.60の非球面レンズ2枚1組7000円を購入するお客が多く、平均客単価は2万円~2万5000円程度。

ネット通販の平均客単価も2万円~2万5000円で、実店舗でもほぼ同様な客単価を想定する。月商で400万円~500万円、年商では5000万円を計画する。

<オリジナルブランドOh My Glasses TOKYO>
オリジナルブランドOh My Glasses TOKYO

浜松町店では、オリジナル商品のほか、ネット通販で定番のナショナルブランドや海外のファッションブランド商品と合わせて約350種類の商品を販売する。

鯖江産のオリジナルブランドとして、ファッション性の高いライン「TYPE」を税込2万7000円と3万2400円、シンプルでベーシックなデザインの「Oh My Glasses TOKYO」1万6200円、1万8360円、2万520円を販売。

オリジナルブランドの「TYPE」と「Oh My Glasses TOKYO」は主力商品の位置づけで、商品構成比の30~35%を占める。

<オリジナルブランドTYPE>
オリジナルブランドTYPE

ネット通販では、3000円~5万円まで、さまざまな商品がある中で、オリジナルブランドの打ち出しが難しい。現在、オリジナルブランドの売上構成比は10%程度だが、実店舗を展開することで、ネット通販のOh My Glasses TOKYOとオリジナル商品の認知度を高めて、売上構成比で20%程度を目指す。

<タブレット端末でも商品を案内>
タブレット端末でも商品を案内

店内にはタブレット端末を配置し、ネット通販の「Oh My Glasses TOKYO」での買い物もサポート。店頭にない商品は店舗への取り寄せや、通常のネット通販と同様に自宅への配送にも対応する。

実店舗からネット通販への送客も想定しており、浜松町店では、ネット通販でも使えるクーポン券の入ったティッシュを配布。

12月21日~1月31日、屈折率1.60の非球面レンズ2枚1組7000円が無料になるクーポンコードをクーポン券に印刷。自宅でネット通販を利用してもらう工夫をした。

渋谷ロフト店は、商業施設内の出店のため、個店単独の販促は難しいが、店舗で会員登録をし、自宅から商品を注文するお客も増えているという。

<木材を使用したディスプレイ>
木材を使用したディスプレイ

商品構成では、ビジネスマンを意識し、渋谷ロフト店では取扱いのない度つき老眼鏡(5940円と7344円)も展開。

渋谷ロフト店は若年層対応で、7000円~8000円の商品も販売するが、浜松町店では、通常のメガネは1万円以上の商品から品ぞろえした。

<サングラスも販売>
サングラスも販売

増加する訪日外国人への対応として、渋谷ロフト店では免税カウンターによる免税サービスを提供するほか、英語と中国語のパンフレットを配布する。浜松町店では、日本人のビジネスマンが多い立地のため、免税対応などは、今後、検討する。

<検眼カウンター>
検眼カウンター

今後の出店については、2016年6月までに、首都圏の1都2県に3店を展開し、5店舗体制とする予定だ。ブランド認知度の向上とネット通販との相乗効果のある立地を模索しており、ターゲットや立地条件の異なる店舗を出店する方針だ。

メインターゲットとして、渋谷ロフト店は若者、外国人観光客、浜松町店はビジネスマンを想定した。今後、30代~40代の働く女性をターゲットとした店舗や、郊外型のより幅広い一般客を想定した店舗、路面店での出店などを検討している。

<レジカウンター>
レジカウンター

5店舗での検証を踏まえて、将来的には10店舗程度の実店舗を出店する予定だ。現在の実店舗の売上構成比はまだ数%の水準だが、30%程度の水準まで、実店舗の売上比率を向上させたいという。

清川忠康社長は「全国のビジネスマンが利用するモノレールの駅ビルに店舗を出店することで、オーマイグラスのブランド認知度を全国的に高めていきたい。今後も情報発信力のある立地へ実店舗を出店し、ネット通販と合わせて、事業を成長させていきたい」と語った。

店舗概要
所在地:東京都港区浜松町2-4-12
モノレール浜松町駅ビル2階
TEL:03-6435-7606
営業時間:10時~20時
定休日:日曜日、1月1日~3日
店舗面積:約33m2

Oh My Glasses TOKYO 浜松町店

Oh My Glasses TOKYO 浜松町店

Oh My Glasses TOKYO 浜松町店

Oh My Glasses TOKYO 浜松町店

Oh My Glasses TOKYO 浜松町店

■Oh My Glasses TOKYO
http://www.ohmyglasses.jp/

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧