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湖池屋/「ポリンキー」、エンターテイメントスナックを目指す

2015年09月16日 / トピックス

湖池屋の「ポリンキー」は、1990年の発売から今年で25周年を迎えた。パッケージデザインの変更、積極的なWEBプロモーションなど、単なるおいしさの追求のとどまらない、消費者とともに楽しめる「エンターテイメントスナック」を目指している。

――伝説のCM「ポリンキー劇場」

<ポリンキー劇場>
ポリンキー劇場

ポリンキーといえば、CM「ポリンキー劇場」の印象が強い。キャラクター「スリーポリンキーズ」(ジャン、 ポール、 ベル)のダンスと、最後に決める「教えてあげないよ」のセリフは、懐かしくもシュールなイメージを喚起する。商品とともに、どこか「ヒミツ」や「突っ込み所」を持つユーモアのある世界観を消費者と共有してきた。

そのような「ヒミツ」を含めたキャラクターと商品の世界観をより打ち出すべく、パッケージを大幅にリニューアル。キャラクターを全面に出し、パッケージを探すとキャラクターが思いがけない所に隠れていたり、WEB限定の「ポリンキー劇場」の情報が掲載されていたりと楽しめる仕様になっている。

――お菓子から広がるエンターテイメント

<遊び心あふれるキャンペーン>
遊び心あふれるキャンペーン

定番の味は「あっさりコーン」と「めんたいあじ」だが、2015年秋の限定商品として「栗あじ」を発売した。「栗あじ」には、ブランドのアイデンティティーの一つである「ヒミツ」に関する情報が掲載されているとして、スリーポリンキーズによる「三角形のヒミツ警察」を緊急発足させ、消費者から目撃情報を募る遊び心のあるキャンペーンを実施している。

商品のパッケージに掲載されている「ヒミツ文字」6種類を集めると、また次の謎に挑戦できるという。

――大人から子どもまで愛される商品に

CM「ポリンキー劇場」を知る大人世代だけでなく、今後はお菓子の好きな子ども達にもポリンキーを浸透させるのが目標。スリーポリンキーズは、NHK「いないいないばあっ!」のゆうなちゃんこと、杉山優奈さんのデビュー曲『か-まってYO!ね』に出演するなど活躍の幅を広げている。

ブランドを担当するマーケティング本部マーケティング部第2課の加藤俊輔氏は、「おいしくポリンキーを食べて、さらに色々な発見や気づきで、お客様に楽しんでいただきたい。愛される商品作り、お菓子から広がるエンターテイメントを目指していきたい」と話している。

<ブランド担当の加藤氏>
ブランド担当の加藤氏

■「ポリンキー」ブランドサイト
http://polinky.com/

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