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新橋駅西口/3万平方米を再開発

2014年11月07日 / トピックス店舗

新橋駅西口地区まちづくり協議会は11月5日、新橋駅西口の再開発の事業協力者に野村不動産とエヌ・ティ・ティ都市開発を選定した。

SL広場、ニュー新橋ビル、港区の生涯学習センター(ばるーん)、桜田公園を含む約3万㎡の再開発を進める。

道路づくり、学校跡地(生涯学習センター)の有効活用、老朽化したニュー新橋ビルの建て替え、公園を含む公共施設の再編を一体ですすめる。

昭和通りと環状2号通りを結ぶ、新橋柳通商店会の道幅を現在の11mから約2倍に拡張し、商店会の店舗を移転するなど、道路、公園、広場の再編を行い、残りの約1万1000㎡敷地に高層ビルを建設する。

事業計画の詳細は未定だが、ニュー新橋ビルを中心としたSL街区と生涯学習センターを中心とした桜田街区に少なくとも、それぞれ1棟の高層ビルを建設したい意向だ。

事業協力者のほか、9月にはコンサルタントとして、NTTファシリティーズ、都市設計連合、上野計画事務所を選定。今後、まちづくり基本構想案を策定する。

新橋駅西口地区まちづくり協議会は、ニュー新橋ビルの権利者や周辺の地権者など約370者で構成。オブザーバーには、港区、JR東日本、東京メトロも参加している。

2016年度には、まちづくり協議会を再開発準備組合に移行させる計画で、今後、関係する地域団体や行政機関の協力を得ながら、具体案をまとめる。

なお、現在SL広場に設置されている蒸気機関車については、新橋は鉄道発祥の地であり、地元のシンボル的な存在となっていることから、何らかの形で残す方針だ。

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