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トーカン/2010年9月期は減収、営業利益3.6倍

2010年11月11日 / 決算

トーカンが11月11日に発表した2010年9月期決算によると、売上高1457億9900万円(4.4%減)、営業利益7億1500万円(264.7%増)、経常利益9億6600万円(101.5%増)、当期利益3億1800万円(88.7%増)となった。
業態別販売実績は卸問屋185億6685万円(16.9%減)、スーパー・小売店391億5976万円(2.9%減)、コンビニエンスストア487億8271万円(3.6%減)、外食・加工ベンダー371億6072万円(1.5%増)、C&C・その他16億5137万円(25.6%減)だった。
品種別販売実績は、惣菜32億2793万円(0.6%増)、農産加工品24億6114万円(5.4%減)、調味料類291億3755万円(0.5%減)、瓶・缶詰類23億7043万円(9.0%減)、農海産物類103億5203万円(6.4%減)、嗜好品・飲料類374億5976万円(3.7%減)、麺類95億895万円(8.9%減)、チルド・冷凍類456億2792万円(5.8%減)、その他51億7567万円(7.6%減)だった。
外食チェーンに対する新規開拓を進めるとともに、量販店やコンビニエンスストアに対して売場提案を進めたが、得意先既存店の売上不振が続き、売上高は減少した。
瀬戸低温流通センターで量販店向け、小牧流通センターで菓子卸向けの物流受託拡大を行うとともに、コンビニエンスストアで2010年1月に中京地区での常温物流の効率化を目的として一宮ドライセンターを閉鎖し、2010年9月には関西地区での日配の共同配送受託拡大を目的として松原共配センターを開設した。
事業規模の発展・拡大を目的として2010年5月に豊田通商と業務・資本提携を行い、インターネットを活用したビジネスへの取組みとして2010年7月に業務用プロ向けの食材仕入れサイト「ウィルモール」を、2010年8月に食に関する消費者参加型コミュニティサイト「味おこし.jp」を開設した。
来期は売上高1500億円(2.9%増)、営業利益9億8000万円(36.9%増)、経常利益12億8000万円(32.4%増)、当期利益5億7000万円の見通し。

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