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伊藤忠食品/2010年9月期はコスト管理で減収増益

2010年11月11日 / 決算

伊藤忠食品が11月11日に発表した2010年9月期決算によると、売上高は5975億5100万円(前年同期比4.0%減)、営業利益60億4800万円(22.2%増)、経常利益64億2100万円(25.8%増)、当期利益34億5000万円(3.7%減)となった。
商品分類別の売上高は、ビール1434億2200万円、和洋酒910億4000万円、調味料・缶詰958億7400万円、嗜好・飲料1233億8400万円、麺・乾物433億8200万円、冷凍・チルド297億1600万円、ギフト495億円、その他212億2900万円。
業態別売上高は、卸売業1000億2200万円、百貨店278億3700万円、スーパー3417億1200万円、CVS・ミニスーパー769億5300万円、その他小売業256億3700万円、メーカー他253億8700万円。
主要取引先である大手組織小売業との取引拡大があったものの、酒類卸売業との取引減少や前期において実施した連結子会社の売却などで減収となった。
売上高減少に伴う売上総利益の減少はあったものの、売上総利益率の改善が図れたことやコストマネジメントの推進による物流関連コストなどの販売費及び一般管理費の減少で増益となった。
通期は売上高2900億円、営業利益30億円、経常利益34億円、当期利益0円の見通し。決算期変更のため前年同期比の記載はない。

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