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三越伊勢丹HD/仙台三越など減損損失104億円

2011年05月06日 / 決算

三越伊勢丹ホールディングスは5月6日、グループの百貨店6店舗(仙台三越、伊勢丹相模原店他)の固定資産の減損により約104億円の特別損失を計上するとともに2011年3月期の業績を修正した。
仙台三越は、東日本大震災の影響に伴い大幅な収益悪化が見込まれるため、減損損失を計上するもの。
また、東日本大震災により発生した商品の滅失や建物の原状回復費用と営業休止期間中の固定費など、特別損失として約21億円を計上した。
業績予想の修正は、売上高1兆2200億円(前回予想比1.6%減)、営業利益110億円(22.2%増)、経常利益270億円(10.2%増)、当期利益2600万円(82.7%減)とした。
東日本大震災の発生や震災後の消費マインドの低下等により売上高は前回予想より減少したが、経費削減が進んだため、営業利益と経常利益は前回予想を上回る見込となった。当期利益は、特別損失を計上したことに伴い、前回予想を下回る見込となった。

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