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サークルKサンクス/8月の全店売上高7%減

2009年09月14日 / 月次

サークルKサンクス(2009年2月期売上高:2133億円)が9月11日に発表した月次営業報告によると、8月の全店売上高は前年同月比7.0%減、日販は50万円と7.2%減となった。

既存店実績は日販が50万円・8.1%減。来客数は878人と5.1%減、客単価は576円と3.2%減で推移した。店舗状況はサークルKサンクス本体で42店舗を開店し31店舗を閉店、月末店舗数は4952店舗となった。エリアは5店舗を開店し4店舗を閉店、月末店舗数は1244店舗。両方を合計した店舗数は6196店舗となった。99イチバは1店舗を開店し閉店はなく、月末店舗数は67店舗だった。

8月は、前月に引き続き行楽シーズンで週末向けにおにぎりやカウンターフーズのセールを実施した。また、オリジナルデザートのシェリエドルチェでも毎週金・土曜日限定で「KARUWAZACLUB」カードでの支払いで全品が20円引きとなる企画を展開した。しかし全国的に日照時間や気温が平年を下回る日が多く、飲料やアイスクリーム、冷麺などの夏物商材が伸び悩んだ。

商品別の状況では、手巻おにぎりや海老フライ&チキン竜田弁当などの新商品が好調に推移。また、おにぎりでは売筋5アイテムの週末100円セールに当月も継続して取組み、週末の売上が伸長するなどの効果が得られたが、米飯全体の基調を改善するには至らなかった。オリジナルパスタのルベッタが和風パスタを中心に好調だったほか、スープの新商品が売上に寄与し前年を上回った。

このほかコンサートチケットや野球チケットが好調だったほか、全店(一部店舗を除く)への導入が完了した店頭マルチメディア端末「カルワザステーション」で、7月22日から「ぴあチケット」の取扱を開始し、チケットは大きく伸長した。また、ネットプリカも伸長し、サービス全体でも前年を上回った。タバコは6%減と前年を下回った。

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