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矢野経済研究所/スポーツシューズ国内出荷額は2.3%増の2636億円

2009年09月14日 / トピックス

矢野経済研究所が9月14日発表した、「国内スポーツシューズ市場調査2009」によると、2008年のスポーツシューズ国内出荷市場規模(メーカー出荷ベース)は、数量ベースで前年比4.1%増の7422万足、金額ベースで2.3%増の2636億6000万円となった。

スポーツシューズ市場のなかでも最大構成比である「多目的シューズ(一般カジュアルスニーカー)」が、プラス成長へ転じたほか、健康・美容ブームの盛り上がりによる「ランニングシューズ」や「ウォーキングシューズ」の出荷伸長が全体のプラス成長に寄与した。

「ランニングシューズ」の2008年国内出荷市場規模は、数量ベースで9.2%増の1406万足、金額ベース7.9%増の397億5000万円となった。健康・美容志向の高まりからランニングを始める人が増加。東京マラソンをはじめとする各種マラソン大会で完走、自己記録更新に意欲的な市民ランナーが増えていることなどが伸長の背景にあると同研究所は見ている。

2009年のスポーツシューズ国内出荷市場規模は、数量ベースで前年比2.4%増の7600万足、金額ベース2.9%の2713億1500万円と予測している。

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